『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によりますと、ユベントスとの契約延長が難航しているディバラ選手にインテルが関心を示しているとのことです。FW 陣の若返りを考えると横槍を入れる可能性はあるでしょう。

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今シーズンで現行契約が満了するディバラ選手ですが、ユベントスとの契約延長交渉は順調ではありません。
当初は順調に進んでいたものの今季前半戦で負傷離脱をしたあたりからユベントスの(アリバベーネ CEO の)態度が硬化。『歩み寄り』ではなく『足元を見た交渉戦術』が採られています。
その結果、ディバラ選手側が不満を覚えるのは当然です。選手の気持ちが「移籍」へと傾いたのであれば、ディバラ選手を高く買っているインテルのマロッタ CEO が獲得に興味を示したとしても不思議ではないでしょう。
インテルの選手層に目を向けますと、ディバラ選手が獲得候補になる可能性はあります。
- 2022年夏に契約満了する主な選手
- DF: コラロフ(36)
- MF: ビダル(35)
- MF: ベシーノ(30)
- FW: ペリシッチ(33)
- MF: ブロゾビッチ(27)
- 2023年夏に契約満了する主な選手
- FW: サンチェス(33)
- FW: ジェコ(36)
FW 陣で30歳を超えるベテラン勢の契約が「来夏まで」となっており、今夏か来夏に “実力者” の補強は必須です。フリーでディバラ選手を獲得できるチャンスがあるなら可能性を模索することでしょう。
また、ネックとなる年俸についてですが、今夏と来夏に『フリーで獲得した高給取りのベテラン勢』との契約のほとんどが満了します。その分をディバラ選手の年俸に充てることができますので獲得は無謀とは言えません。
したがって、インテルの場合は「インザーギ監督が目指す戦術にディバラ選手を組み込めるか」が最大の焦点でしょう。ディバラ選手の去就がどのような結末を迎えるのかに注目です。