『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によりますと、1月6日に開催予定の 2021/22 セリエA第20節ユベントス対ナポリ戦が延期となる可能性が捨て切れないとのことです。昨年と同じ状況ですから、起こり得ると言えるでしょう。
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イタリアでもオミクロン株による新型コロナの陽性反応者が急増しており、各クラブの選手からも陽性反応者が報告されています。そのため、地元の保健当局が遠征に向かうことを不許可とする可能性があります。
ナポリは陽性反応者以外にもユベントス戦で起用できない選手がいます。
- 累積警告による出場停止 (1)
- マリオ・ルイ
- 新型コロナ陽性で隔離 (4)
- スパレッティ監督
- オシムヘン、ロサーノ、エルマズ、マルキュイ
- アフリカ・ネーションズカップ (3)
- クリバリ、アンギサ、ウナス
マリオ・ルイ選手以外の7選手は試合延期となった方が好都合な状況です。“ナポリの” 地元保健当局は「遠征不許可」の介入ができるのですから、そうなる可能性を頭の片隅に置いておく必要があります。
仮に、ナポリがトリノへの遠征が地元当局から阻止された場合でも没収試合にはなりません。
1度は FIGC (イタリア・サッカー連盟)から「没収試合」と認定されたものの、FIGC の上部組織である CONI (イタリア・オリンピック委員会)が「再試合」を命じる逆転判決を下した『前例』があるからです。
スーペルコッパの日程変更が拒否されたユベントスとしては「ナポリ戦も日程どおりの開催」を希望することになるでしょう。予定どおり開催されることになるのかに注目です。