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2021/22 スーペルコッパ、両クラブからの開催延期要請は全会一致で拒否され1月12日の開催へ

 レガ・セリエAは公式サイト上でインテルとユベントスから要望されていた「スーペルコッパの開催延期」を評議会で採決し、全会一致で否決したと発表いたしました。そのため、スーペルコッパは1月12日(水)に開催されることになります。

画像:2021/22 Super Coppa Italiana
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 スーペルコッパを戦うインテルとユベントスの双方が日程変更を希望した理由は「新型コロナの感染拡大」です。

 イタリアでも(オミクロン株による)新規陽性者数が過去最多を記録しており、政府はスタジアムの観客動員可能率を 75% から 50% にまで引き下げました。チケット販売可能数が下がるとクラブの売上高も減ることになります。

 また、1月は日程的にもタイトですから春頃に開催してくれた方が両クラブにとってはプラスとなるでしょう。しかし、リーグ側に要望は否決されました。これは放映権と今後の状況が念頭にあると思われます。

 

 リーグ側としては「1月12日に開催されるスーペルコッパ」として放映権を(世界各国向けに)販売済みですから、土壇場での日程変更には消極的です。

 その上、新型コロナの新規陽性者数を理由に政府当局が「競技の開催中止」を決定するリスクもゼロではありません。

 この場合の代替日程はシーズン終盤に確保しておく必要があります。「そのための予備日をスーペルコッパで埋めたくない」との思惑が働いたのでしょう。

 

 どのようなチーム状況でスーペルコッパの本番を迎えるのかにも注目です。