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Bチーム: パドバに 2-0 で敗れ、リーグ戦2連敗となる

 延期となっていた 2021/22 セリエC第14節パドバ戦が行われ、ユベントス・Bチーム(= U-23)は前後半に1点ずつを許し、試合は 2-0 で敗れました。

画像:決定機を逸して悔しがるセクロフ

 試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。

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表:出場選手一覧(2021/22 セリエC第14節 パドバ戦)
  選手名
GK 1: イスラエル
DF 2: レオ
13: ポーリ (C)(→ 42' st. 36: フィウマーノ)
3: ストラマッチョーニ
26: バルビエリ
MF 19: パルンボ
17: ズエッリ
21: ミレッティ(→ 26' st. 14: コンパニョン)
FW 23: アケ(→ 42' st. 31: ペコリーノ)
7: セクロフ(→ 19' st. 11: ブリヘンティ)
27: クドリッジ(→ 19' st. 9: ダ・グラサ)

 ザウリ監督は 4-3-2-1 を選択。V・ベローナ戦の先発メンバーを基本に前線 FW 陣の並びと組み合わせの変更を実施し、CF のクドリッジ選手をアケ選手とセクロフ選手がサポートする布陣で試合に臨みます。

 

 主導権を握ったのはパドバ。10分にロングフィードに反応したキリコが右サイドを抜け出してペナルティーエリア内まで侵入するも、シュートを放つ寸前にストラマッチョーニのクリアで防がれてしまう。

 対するユベントスは15分にパルンボの FK にアケが合わせたが、GK ドンナルンマの好守と相手守備陣のクリアでボールをかき出されてしまい得点とはならず。

 ユベントスは22分にズェッリのミドルシュートが枠を捕らえたが、これは GK ドンナルンマが横っ飛びセーブ。26分には相手 DF 陣のパス交換でのミスでボールを得たクドリッジがドリブルからシュートも枠を捕らえず。

 試合が動いたのは前半アディショナルタイムの47分。パドバはキリコがスルーパスを送ると、これに反応したケラボロが角度の少なくなった位置からゴール左下にシュートを流し込み、1点を先制して前半を折り返すことに成功する。

 後半は相手の攻撃に警戒感を強めた両チームが守備に比重を置いたため、チャンスを作れずに時間が経過する。

 その状況下でもパドバは70分にイェレニッチが入れた縦パスをバルビエリと競り合ったケラボロが戻そうとして生じたこぼれ球をイェレニッチが回収した勢いを活かしてシュートを決め、リードを2点に拡大する。

 一矢報いたいユベントスだったが、90分にコンパニョンが入れた FK から放たれたパルンボのシュートはクロスバーの上。結局、試合は 2-0 で終了し、パドバに軍配が上がった。

 

 なお、ザウリ監督は試合後に次のようにコメントしています。

ランベルト・ザウリ監督:
「私達は良い前半をプレーしましたが、それだけ多くの機会を創出したのですからそれらをより活用してアドバンテージを得ることを試みなければなりません。

 前半の終了間際に失点して自信を失われたこともあり、後半はパドバを苦しめることができませんでした。

 勝点を得られずに帰ることになりましたが、昨シーズンはセリエBで戦っていたチームを相手に勇気を持って戦えたと実感しています。この試合は成長のための重要な1歩となりました。

 非常に若い私達のグループにとって難易度の高い試合をこのような決意を持って戦うことは重要です」

 

 




 

 ポジティブな要素を探すことが難しい試合になると予想していましたが、前半はセリエB昇格を狙うパドバと互角に渡り合う素晴らしい内容でした。

 前半の内容を後半も継続できていれば優勝戦線に名乗りを上げることができるでしょう。それだけの決定機を流れの中から作り出すことができていたからです。

 反省点としてはアディショナルタイムという失点を防ぎたい場面で相手に先制点を許してしまい、ハーフタイムでの立て直しが上手く機能しなかったことです。ここを改善できれば上位争いに割って入ることが期待できます。

 

 Bチーム(= U-23)の次戦は12月5日(日)に予定されているセリエC第17節レナーテ戦です。レナーテはパドバと勝点差3の3位に付けており、今節と同様に厳しい相手とのアウェイでの連戦となります。

 若い選手たちがパドバ戦で得た自信を上手く活用することができるのかに注目です。