2021/22 セリエA第15節サレルニターナ戦を控え、アッレグリ監督による前日会見が行われましたので概要を紹介いたします。
マッシミリアーノ・アッレグリ監督:
「サレルノでの試合は難しいものになるでしょう。ファンの声が聞こえる環境だからです。ベローナよりも良いアプローチをしなければなりません。そうでなければ頬を叩かれ、すべてがより難しくなるでしょう。
私達はもっとやる必要があります。私達がやってきたことは不十分だからです。
私が何かを発見したのではなく、必要に迫られて美徳を身に付けただけです。私達は秩序・具体性・平穏が必要です。
試合がありますし、楽しまなければなりません。1位になれとは言っていません。試合であることに変わりありませんし、嵐と戦うのではなく嵐から抜け出す方法を見つけなければなりません。
ペリンの先発はありません。デ・シリオはまだ準備が整っていません。ジェノア戦で彼を目にすることができるでしょう。
モラタはアタランタ戦で今季ベストに該当する試合をしました。彼はピッチ上で最高の選手だと私は思っていますが、判断は客観的に下さなければならないので残念です。私が理解していないのか偏見があるのでしょう。今はキエッリーニの経験と若手選手のフレッシュさを必要としています。
ケーンはエリアをより攻める選手で、モラタはもう少し周囲を走る選手です。
1.5点しか決めていないことは問題ではありません。事実として私達はほとんどゴールを決めていません。明日に状況が変わるかもしれませんし、土曜日に変わるかもしれません。何が起きるのかは分かりません。
マッケニーの負傷は軽傷で済みそうですが、キエーザはサンタクロースに手紙を書いていることでしょう。休暇明けに彼を目にすることになります。
ベンタンクールは少し回復する必要がありました。長い距離を走った車と同じです。2年半に渡って南米まで旅に出ているのですから疲労はあります。今では穏やかで爽やかな彼を目にすることができます。
クルゼフスキがキエーザの代役になるかは分かりません。正しい解決策は試合に勝つことです。
簡単な試合ではありません。サレルニターナはカリアリで気持ちの入った試合をしましたし、偉大なフィジカルもあります。リベリーも在籍していますし、出場するかは分かりませんがピッチ上では常に何かを企てています。
私達はカンピオナートで後れを取っています。気楽さを欠いていますし、私達全員がもっと成し遂げたいと思っています。この瞬間は私達全員が自らの役割を遂行する必要がありますし、秩序を保ち、瞬間を逃してはなりません。
ちょっとした冷静さと忍耐が必要です。他には何もできないからです。苦労するほど失敗も多くなります。シンプルに基本的なことから始めれば、物事は少しずつ進んでいくことでしょう。
カイオ・ジョルジは若く成長しており、経験を得ることを必要としています。一緒にいる仲間がいて助けてくれます。
スーレは帯同します。キエーザが不在ですし、少しでも若い方が良いですから。モラタであれ誰であれ、出したパフォーマンスは評価されるべきです。何を根拠に評価しているのかを理解したいですし、モラタが受けている嫌がらせは良くありません」