2021/22 セリエC第15節が行われ、ホームにフィオレンツオーラを迎えたユベントス・Bチーム(= U-23)はアケ選手のドッピエッタの活躍で 2-1 で勝利しました。

試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。
選手名 | |
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GK | 1: イスラエル |
DF | 2: レオ 5: デ・ウィンター 3: ストラマッチョーニ 6: アンツォリン |
MF | 16: セルサンティ 8: レオネ (C)(→ 37' st. 17: ズエッリ) 21: ミレッティ(→ 23' st. 41: ニコルッシ) |
FW | 23: アケ 31: ペコリーノ(→ 23' st. 9: ダ・グラサ) 7: セクロフ(→ 11' st. 10: スーレ) |
ザウリ監督は 4-3-3 を選択。右 SB にはレオ選手が入り、ペコリーノ選手を CF に両翼にアケ選手とセクロフ選手を配置する布陣で試合に臨みます。
膠着した試合で最初にチャンスを作ったのはフィオレンツオーラ。22分に左サイドを抜け出したブルスキが決定機を手にしたがシュートは枠を捕らえない。
対するユベントスは29分に左 CK からストラマッチョーニにヘディングで合わせるがシュートは枠のわずかに右。
前半は両チームともに相手ゴールをほとんど脅かすことができずに 0-0 で折り返すことになる。
後半で先にチャンスを決定機が訪れたのはユベントス。47分にミレッティの FK が枠を捕らえたが、これは GK バッタイオラがブロック。
試合が動いたのはその直後の49分。ユベントスは中盤でレオネがボール奪取に成功すると、横パスを受けたアケが持ち上がってミドルシュートをゴール左上に決めて先制に成功する。
ビハインドを背負ったフィオレンツオーラは70分にニコルッシのフィードをブロックしたトンマジーニがその勢いを活かしてシュートを放ったが、ボールは枠のわずかに左に逸れる。
するとユベントスは75分にニコルッシのスルーパスをライン間で受けたアケが中に切れ込んで今後は左足でのシュートを決め、ユベントスのリードは2点に拡大する。
フィオレンツオーラは78分に FK が壁に当たって生じたこぼれ球に反応したアーロンディーニが押し込んで1点を返すことに成功するも反撃はここまで。
試合は 2-1 で終了し、ユベントスに軍配が上がった。
なお、ザウリ監督は試合後に次のようにコメントしています。
ランベルト・ザウリ監督:
「今日の勝利を本当に嬉しく思います。失点を許したことは残念ですが、アケの美しい2ゴールに象徴されるようにグループ全体のパフォーマンスは素晴らしいものでした。
今日、私が目にしたのはコンパクトでホール非保持時に互いに助け合う熱意を持ったチームです。この成功は確実に私達の自尊心を高め、今週のトレーニングをより良いものにしてくれることでしょう。
私達はフィオレンツオーラのような強く良く組織されたチームを相手に非常に重要な勝利を手にしました。また、ポジティブな結果を継続することも重要だと私は思います。これからの成長して行く重要なインセンティブになるでしょう」
決定機の数が少ない試合でしたが、アケ選手の決定力が違いをもたらした試合となりました。
ピンチは軽率なプレーやセットプレーに起因するものでしたから継続して改善に取り組むことが期待できることでしょう。また、上位を追うための結果を手にしたこともポジティブな点です。
Bチームの次戦は11月28日(日)に予定されているセリエC第16節ヴィルトス・ベローナ戦です。リーグ戦2連勝と上り調子で1週間後の試合も良い内容を示すことができるのかに注目です。