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ベルナルデスキが好パフォーマンスを示すほど契約交渉の難易度が増すジレンマの状況へ

 ガゼッタ・デッロ・スポルト』が「ベルナルデスキ選手の去就は不透明な状況は当面続きそうだ」と報じています。選手が好パフォーマンスをするほど契約交渉の難易度が増すジレンマにクラブは直面しています。

画像:輝きを取り戻しつつあるベルナルデスキ
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 ピルロ前監督から失格の烙印を押されたに等しいベルナルデスキ選手ですが、アッレグリ監督が採用している現行システムでは状態を取り戻しつつあります。

  • 『4-4-2 の左アタッキングハーフ』兼『左インサイドハーフ』
  • 『右サイドでのウィンガー』

 「ラビオ選手が担っている役割」と「右 WG」の “双方” で及第点に達するパフォーマンスを継続しているのですから、評価が上がるのは自然なことと言えるでしょう。

 

 ただ、それによる問題が発生しています。それはベルナルデスキ選手の現行契約が2022年夏に満了することです。

 ベルナルデスキ選手が(アッレグリ監督の下で)戦力として計算できるなら、ユベントスは契約延長をオファーするでしょう。しかし、結果を出した選手は他のクラブとの争奪戦に発展しやすいため、人件費を削減したいユベントスにとっては “新たな頭痛の種” となります。

 現在のシステムでは左サイドの選手は「スペースをケアする走力」が不可欠ですし、この能力がクラブ内でトップクラスのベルナルデスキ選手が評価を高める可能性は多いにある状況です。

 

 クラブと選手側のどちらかが去就に関する仕掛けを今すぐに行うとは考えにくいものの、11月の代表戦ウィーク明けからは水面下での駆け引きが本格化することになるでしょう。ベルナルデスキ選手がピッチ上のパフォーマンスで評価を高められるのかに注目です。