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プリマベーラ: 後半に追い付かれ、マルメとのユースリーグ初戦は 2-2 で引き分ける

 2021/22 UEFA ユースリーグ第1節が行われ、アウェイのスウェーデンでマルメと対戦したユベントスは2度のリードを手にするも追い付かれ、試合は 2-2 の引き分けで終わりました。

画像:ユースリーグ初戦に臨むユベントスのプリマベーラ

 試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。

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表1:出場選手一覧(2021/22 UEFA YL 第1節 マルメ戦)
  選手名
GK 12: スカーリャ
DF 14: ムラッツィ
5: エンゾアンゴ
13: ムハレモビッチ
16: ローヒ
MF 7: ハサ
4: オミッチ (C)
10: ボネッティ(→ 26' st. 23: レドン)
11: イリング(→ 34' st. 29: マレッサ)
FW 18: トゥルコ(→ 43' st. 26: セクララツ)
17: キボツォ(→ 34' st. 27: ガランテ)

 ボナッティ監督は 4-4-2 を選択。カンピオナートのアタランタ戦からは右サイドの選手を中心に5選手を入れ替え、2シーズンぶりのユースリーグの試合に臨みます。

 

 先手を取ったのはユベントス。オミッチ選手のシュートで相手を脅かしていたユベントスは6分にボネッティ選手がインターセプト。ラストパスを受けたキボツォ選手が難なく押し込み、アウェイのユベントスが先制する。

 しかし、マルメは即座に反撃。10分にボリン選手が倒された得た FK を角度のない位置からウィデル選手が直接シュートを叩き込み、1-1 の同点に追い付く。

 それでもハイプレスでマルメを苦しめるユベントスは22分に左 CK からボネッティ選手が入れたクロスに今度はトゥルコ選手が合わせ、再びリードを手にすることに成功する。

 ユベントスは34分にハサ選手のシュートが枠を捕らえたが、これはマルメの GK エルボリ選手が CK に逃れて3点目とはならず。結局、前半は 1-2 とアウェイのユベントスが1点のリードで折り返す。

 後半は両チームが守備への意識を強め、マルメは GK エルボリ選手が的確なセービングを続けたことで決定打がないまま時間が経過する。

 この膠着が破られたのは71分。マルメはウィデル選手が CK を獲得すると、これをリンデマン選手が合わせて試合を再び振り出しに戻すことに成功する。

 追いつかれたユベントスは勝ち越しゴールを狙って攻勢を強めたが、相手 GK エルボリ選手から3点目を奪うことはできずに試合終了のホイッスル。試合は 2-2 で引き分け、両チームが勝点1を分け合う結果となった。

 

 なお、ボナッティ監督は次のようにコメントしています。

アンドレア・ボナッティ監督:
「私達はアドバンテージを手にする良い立ち上がりでしたが、回避できないゴールで失点してしまいました。それでも正しい道に戻ったのですが、またも防ぎようのないゴールを許してしまいました。

 試合は私達に少しの苦味を残します。しかし、成長しなければならないグループにとってはポジティブな面もあります。

 選手たちは若いものの仕事をしたいと思っています。また、特に試合の終盤では感情のレベルがより良いアウトプットを出すことを知っています。ゴールは常に生まれる可能性がありますし、最後のスプリントでそれを逃した可能性があるからです」

 

 




 

 セットプレーからの2失点は反省すべき部分ですが、GK のセーブができない場所に FK を蹴り込まれるような失点は育成年代では止むを得ません。「細部の修正」よりも「能力の育成」に重きを置くべき年齢だからです。

 プレーを見直すなら「3点目を取れる可能性を高める選択肢が採られていたか」ぐらいでしょう。

 プリマベーラの次戦は9月18日(土)に予定されているカンピオナート第3節ナポリ戦です。中3日で行われるリーグ戦のため、ある程度のターンオーバーが実施されることになるでしょう。マルメ戦でのポジティブな面を継続できるのかに注目です。