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【移籍のウワサ】 中盤のレジスタを狙うユベントスがバイエルンのトリッソに興味?

 スカイ・イタリア』によりますと、ユベントスがバイエルンに所属するトリッソ選手の獲得に興味を示しているとのことです。トリッソ選手の現行契約は残り1年ですから、獲得交渉が成功する可能性はあります。

画像:フランス代表でEURO2020をプレーするトリッソ
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 2017年夏にフランスのリヨンからバイエルンに加入したトリッソ選手は1994年8月生まれの26歳。ボックス・トゥ・ボックスを持ち味とする MF です。

 リヨンからの移籍が持ち上がった際にはユベントスも獲得に動いており、再び関心を示したとしても不思議ではありません。

 その大きな要因は「トリッソ選手とバイエルンの現行契約が残り1年だから」です。今季のトリッソ選手は負傷で出場機会が限られ、バイエルンの中盤はキミッヒ選手とゴレツカ選手がレギュラーの地位を固めてします。

 したがって、獲得できる可能性はあると言えるでしょう。

 

 ユベントス目線でトリッソ選手に興味を示す理由を上げると以下のようになります。

  • バイエルンは適正価格で選手を放出する
    • ロカテッリ選手の移籍金交渉でのカードとなる
  • アンチェロッティは「シャビ・アロンソになれる」と評価
  • アッレグリ監督時代にリヨンから獲得しようとした過去がある

 現状ではトリッソ選手は『本命』ではないでしょう。しかし、『プランB』としては申し分のない選手です。「本命と目されるロカテッリ選手」や「復帰説が流れるピアニッチ選手」を獲得する際の交渉で相手クラブからの要求を跳ね除けられるからです。

 ピアニッチ選手もローマ時代はインサイドハーフなど「レジスタよりも1列前」でプレーしていましたが、アッレグリ監督の下でレジスタとして新境地を開拓しました。前例がありますから、トリッソ選手も同様のキャリアを描いたとしても不思議ではありません。

 

 クラブ間での事前交渉が始まったとされる段階ですが、ユベントスの新レジスタに誰が任命されるのかに注目です。