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敏腕代理人ジョルジュ・メンデスがミラノを電撃訪問も大きな進展があった案件は見当たらず

 ロナウド選手の代理人を務めるジョルジュ・メンデス氏が今週水曜日にミラノを電撃訪問した姿を『スカイ・イタリア』や『トゥット・スポルト』が報じています。ただ、大きな進展があった交渉は現時点でないものと目されています。

画像:ミラノを電撃訪問したメンデス氏
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 「ポルトガル代表選手のほとんどはメンデス氏が代理人」と言って良いほどメンデス氏は多数の顧客を抱えています。そのメンデス氏が今週ミラノを電撃訪問したとのこと。

 イタリアの北部に本拠地を置くクラブは移籍市場が開いている間はミラノにフロント陣が滞在し、他クラブや選手代理人との交渉を行います。そのため、メンデス氏がその場に居たとしても不思議ではありません。

 ただ、代理人もチームで動くため、トップであるメンデス氏が “出向く” ことは異例です。「メンデス氏がクラブ首脳と直接会って話したい議題がある」と見なすことが普通ですから、メディアが大きく報じる事態になっていると言えるでしょう。

 

 メンデス氏のイタリア訪問の主目的は「ロナウド選手の去就に関する情報収集」と言って問題ないはずです。

 ロナウド選手のユベントスとの現行契約は残り1年。アッレグリ監督を複数年契約で招聘したユベントスはチーム再建を図る考えであることは外部からも明らかであり、ロナウド選手の立場が安泰ではないことは明らかでしょう。

 過去にアッレグリ監督は「守備での貢献がない選手を2人もピッチに立たせられない」との理由でイグアイン選手をベンチ送りにしています。ロナウド選手がそうなる可能性も現実的にあるのですから、代理人が “探り” を入れるのは当たり前です。

 「戦力には入ってる(が、来シーズン以降を見据えたチーム作りを並行して進めるのでロナウド中心のチーム作りをプレシーズンからする考えはない)と思われる」との返答も十分に考えられますし、その役割を選手が受け入れられるかを確認する時間も必要となるからです。

 

 受け取っている年俸額が年俸額なため、去就は簡単には決まらないでしょう。勢力図を大きく書き換える可能性を持ったロナウド選手の去就がどうなるのかに注目です。