イタリア審判協会は公式サイト上で 2020/21 セリエA第38節を担当する審判団を発表いたしました。ボローニャ対ユベントス戦の主審はパオロ・バレリ(Paolo Valeri)氏です。
ラツィオ州ローマ出身のバレリ氏は1978年5月生まれの43歳。今シーズンはセリエAで主審を12試合、VAR を21試合で担当しています。
日時 | Serie A | 対戦カード |
---|---|---|
2019/10/26 | 2019/20 第9節 |
レッチェ v ユベントス [1 - 1] |
2020/07/15 | 2019/20 第33節 |
サッスオーロ v ユベントス [3 - 3] |
2021/05/09 | 2020/21 第35節 |
ユベントス v ミラン [0 - 3] |
日時 | Serie A | 対戦カード |
2020/09/28 | 2020/21 第2節 |
ボローニャ v パルマ [4 - 1] |
2020/12/05 | 2020/21 第10節 |
インテル v ボローニャ [3 - 1] |
バレリ氏がユベントス戦で主審を担当するのは今季2試合目。第35節ミラン戦以来の担当となります。直近2シーズンにおいてユベントスはバレリ氏が担当した試合で未勝利であり、これがネガティブな点と言わざるを得ないでしょう。
ちなみに、バレリ氏がボローニャ対ユベントス戦の主審を務めるのはキャリア初のこと。ボローニャはバレリ主審が担当した今季のセリエAで1勝1敗となっています。
なお、バレリ氏とともに試合を担当する副審はファビアーノ・プレティ(Fabiano Preti)氏とジョルジョ・ペレッティ(Giorgio Peretti)氏。第4審判はミカエレ・ファッブリ(Michael Fabbri)氏。
VAR はピエロ・ジャコメッリ(Piero Giacomelli)氏、副 VAR はロドルフォ・ディ・ボーロ(Rodolfo Di Vuolo)氏が担当すると発表されています。
ジャコメッリ氏が VAR を担当するのは今季15試合目。第33節フィオレンティーナ対ユベントス戦以来の担当となります。バレリ氏とのコンビは今季初であり、これがどちらに転ぶかは微妙な状況と言えるでしょう。
逆転でのチャンピオンズリーグ出場権を狙うユベントスは勝利が前提です。早い時間帯に先制して当該チームであるミランやナポリの焦りを生じさせたいため、試合運びが重要となります。
前節インテル戦では審判団の判定が物議を醸しているだけにナーバスな状況で迎える最終節をピルロ監督がどのような形で締めくくるのかに注目です。