『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によりますと、ユベントスがフィオレンティーナのヴラホビッチ選手に興味を示しているとのことです。理想的な選手ですが、クラブ間の関係が特殊ですので獲得は難しいと言えるでしょう。
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ベオグラード出身のヴラホビッチ選手は2000年1月生まれの21歳。セルビアのパルチザンから2018年夏にフィオレンティーナに加入した長身 CF です。
- 2019/20 シーズン
- 出場:30試合・1515分
- 6得点、1アシスト
- 2020/21 シーズン(第32節終了時)
- 出場:31試合・2392分
- 16得点、2アシスト
昨シーズンからコンスタントに出場機会は確保していましたが、今シーズンはコンスタントに得点を量産しており、才能が開花したと言えるでしょう。
ユベントスは『長身でポストプレーができる CF』をピルロ監督が欲しています。そのため、(ジェコ選手やミリク選手よりも)若いヴラホビッチ選手が獲得希望となるのは決して不思議なことではありません。
ただ、問題となるのは「フィオレンティーナのティフォージ」でしょう。ロベルト・バッジョ選手を引き抜いてからは「ユベントスに移籍するのは絶対に許さない」が基本線で、大きな反発が予想されるからです。
また、ヴラホビッチ選手の現行契約は2023年まで残っており、フィオレンティーナは今夏に現金化を急ぐ必要がないこともユベントスにとってはマイナス要素です。したがって、噂で終わることが有力と考えられます。
ヴラホビッチ選手は日本時間・今夜に行われるセリエA第33節ユベントス戦で先発出場することが濃厚です。注目選手であるヴラホビッチ選手をユベントスの守備陣が封じることができるのかにも注目です。