イタリア審判協会は公式サイト上で 2020/21 セリエA第29節を担当する審判団を発表いたしました。トリノ対ユベントス戦を担当する主審はミカエレ・ファッブリ(Michael Fabbri)氏です。
エミリア=ロマーニャ州ラベンナ出身のファッブリ氏は1983年12月生まれの37歳。今季はセリエAで主審を10試合、VAR を9試合で担当しています。
日時 | Serie A | 対戦カード |
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2019/04/06 | 2018/19 第31節 |
ユベントス v ミラン [2 - 1] |
2019/12/07 | 2019/20 第15節 |
ラツィオ v ユベントス [3 - 1] |
2021/01/30 | 2020/21 第20節 |
サンプドリア v ユベントス [0 - 2] |
日時 | Serie A | 対戦カード |
2021/01/16 | 2020/21 第18節 |
トリノ v スペツィア [0 - 0] |
ファッブリ氏がユベントス戦で主審を務めるのは第20節サンプドリア戦以来、今季2試合目。直近の3シーズンでファッブリ氏が担当した試合でのユベントスの成績は2勝1敗となっています。
ちなみにファッブリ氏がトリノ・ダービーで主審を担当するのはキャリア初のこと。トリノは今季第18節スペツィア戦がファッブリ氏の担当試合で、試合は 0-0 の引き分けでした。
なお、ファッブリ氏とともに試合を担当する副審はフィリッポ・メリ(Filippo Meli)氏とステファノ・アラッシオ(Stefano Alassio)氏。第4審判はファン・ルカ・サッキ(Juan Luca Sacchi)氏。
VAR はパオロ・シルビオ・マッツォレーニ(Paolo Silvio Mazzoleni)氏、ジャコモ・パガネッシ(Giacomo Paganessi)氏が担当すると発表されています。
マッツォレーニ氏が VAR を担当するのは今季26試合目。専任担当ですから、ほぼ毎節 VAR を担当しています。今季前半戦でのトリノ・ダービーではオルサート主審とのコンビで VAR を担当しており、判定に関してナーバスになる必要は少ないでしょう。
ピルロ監督とフロント陣にとっては国際Aマッチデー明けの2試合(= トリノ戦とナポリ戦)が自らの進退に大きな影響を及ぼすことでしょう。明らかな誤審による勝点の取りこぼし以外は風当たりが一層強くなると予想されます。
中断明けで難しい状況で迎えるダービー戦に良い準備をして臨むことができるのかに注目です。