イタリア審判協会は公式サイト上で 2020/21 セリエA第28節を担当する審判団を発表いたしました。ユベントス対ベネベント戦の主審はロサリオ・アビッソ(Rosario Abisso)氏です。

シチリア州パレルモ出身のアビッソ氏は1985年11月生まれの35歳。今季はセリエAで主審を10試合、VAR を4試合で担当しています。
日時 | Serie A | 対戦カード |
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2017/11/05 | 2017/18 第12節 |
ユベントス v ベネベント [2 - 1] |
2018/10/06 | 2018/19 第8節 |
ウディネーゼ v ユベントス [0 - 2] |
2020/11/01 | 2020/21 第6節 |
スペツィア v ユベントス [1 - 4] |
アビッソ氏がユベントス戦で主審を担当するのは今季2試合目。前回の担当は第6節スペツィア戦で、試合はアウェイのユベントスが 1-4 で制しています。
ちなみにアビッソ氏がユベントス戦での主審を初めて務めたのが 2017/18 シーズン第12節ベネベント戦です。試合はクラブ創設120周年を祝う特別ユニフォームを着用したユベントスが辛くも逆転勝利という内容でした。
なお、アビッソ氏とともに試合を担当する副審はアレッサンドロ・ジャッラティーニ(Alessandro Giallatini)氏とアレッサンドロ・ロ・シセロ(Alessandro lo Cicero)氏。第4審判はアントニオ・ギウア(Antonio Giua)氏。
VAR はルカ・バンティ(Luca Banti)氏、副 VAR はマウロ・ビベンツィ(Mauro Vivenzi)氏が担当すると発表されています。
バンティ氏が VAR を担当するのは今季27試合目。専任者としてほぼ毎節担当している状態にあります。今節に関しては「判定に対してナーバスになるような試合展開」に持ち込まれること自体が問題ですから、審判員の力量は気にする必要はないでしょう。
ユベントスがここからスクデットを獲得するのは「残り試合全勝をする前提」でチームをマネジメントしていくことが不可避な状況です。プロビンチャ相手の取りこぼしは NG であり、ピルロ監督がそれをどこまで遂行できるのかに注目です。