イタリア審判協会は公式サイト上で 2020/21 セリエA第18節を担当する審判団を発表いたしました。インテル対ユベントス戦を担当する主審はダニエレ・ドベリ(Daniele Doveri)氏です。
ラツィオ州ローマ出身のドベリ氏は1977年12月生まれの43歳。今季のセリエAで主審を8試合、VAR を4試合で担当しています。
日時 | Serie A | 対戦カード |
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2018/09/01 | 2018/19 第3節 |
パルマ v ユベントス [1 - 2] |
2019/04/13 | 2018/19 第32節 |
SPAL v ユベントス [2 - 1] |
2019/11/02 | 2019/20 第11節 |
トリノ v ユベントス [0 - 1] |
2020/12/16 | 2020/21 第12節 |
ユベントス v アタランタ [1 - 1] |
日時 | Serie A | 対戦カード |
2015/05/16 | 2014/15 第36節 |
インテル v ユベントス [1 - 2] |
ドベリ氏がユベントス戦で主審を担当するのは第12節アタランタ戦以来、今季2試合目。今季を含む直近3シーズンで主審を担当した試合でユベントスは2勝1分1敗となっています。
ちなみにドベリ氏が過去にイタリア・ダービーを担当したのは過去に1度のみ。ユベントスがスクデット獲得を決めて消化試合となっていた 2014/15 シーズン第36節で試合は 1-2 でアウェイのユベントスに軍配が上がっています。
なお、ドベリ氏とともに試合を担当する副審はチーロ・カルボーネ(Ciro Carbone)氏とジョルジョ・ペレッティ(Giorgio Peretti)氏。第4審判はファビオ・マレスカ(Fabio Maresca)氏。
VAR はジャンパオロ・カルバレーゼ(Gianpaolo Calvarese)氏、副 VAR はステファノ・アラッシオ(Stefano Alassio)氏が担当すると発表されています。
カルバレーゼ氏が VAR を担当するのは今季9試合目。第17節ベネベント対アタランタ戦に続く担当となります。
開幕節ユベントス対サンプドリア戦でのボヌッチ選手のハンド騒動や第12節インテル対ナポリ戦で物議を醸した判定が生じた際に VAR としてカルバレーゼ氏は関与しており、「主審に助言が聞き流される傾向がある」と留意すべきでしょう。
ユベントス側からは「(イタリア・ダービーは)決定的な試合ではない」との発言が既に出ていますが、『重要度の極めて高い試合』であることは事実です。カンピオナートの折り返しが近づいていることに加え、上位同士の直接対決だからです。
また、インテルは UEFA のコンペティションから敗退済みであるため、モチベーションは高い状態になることでしょう。ピルロ監督が良い準備をしてイタリア・ダービーを迎えることができるのかに注目です。