ユベントスにとっての年内最終戦となる 2020/21 セリエA第14節フィオレンティーナ戦を控え、ピルロ監督による前日会見が行われましたので概要を紹介いたします。
アンドレア・ピルロ監督:
「パルマ戦は頭脳と姿勢で勝利しました。私達はアタランタ戦に勝利できなかったことに怒りを覚えていましたし、パルマでは勝利が義務付けられていることを知っていました。
最初の1分から最後の1分まで私達のサッカーを見せ付けたいという偉大なスピリットと偉大な欲求がありました。私達は常にこのようにしなければなりません。
ディバラは今日の練習でチームとは少し離れて調整しています。良くなっていますし、明日は私達とともにいると思います。
デミラルもまた快方に向かっています。アルトゥールはまだ起用できません。アタランタ戦で負った打撲が依然として彼を傷つけているからです。
フィオレンティーナは素晴らしい個を有する美しいチームです。彼らは難しい時期にあり、監督交代もありました。しかし、彼ら自身を守るための試合をプレーするために来るでしょうし、再スタートを切っています。
ヴラホビッチのようなフィジカルの強い選手やリベリーのような偉大な選手もいます。特に彼ら2人には注意を払わなければならないでしょう。
2020年の最終戦です。私達は最高の形で締めくくらなければなりません。
プランデッリは良い監督です。彼の指導を十分に受けることができて私は幸運でした。私と同じブレッシア出身ですし、良く知っています。彼がセリエAに戻って来たことを嬉しく思います。
ユーロ決勝のスペイン戦で私達は信じられない敗戦を喫しました。彼は私と多くの時間をともにした人物です。W杯とコンフェデレーションズカップも共にしました。彼はピッチ上でより評価される人物です。
ラムジー、ベンタンクール、マッケニーは互いに補完し合える異なった選手たちです。1人は技術に、もう1人は侵入に良さがあり、ベンタンクールはすべての面においてもう少しできる術を知っています。
他の試合では他の選手たちが良い試合をしていますが、ターンオーバーでより攻撃力を重視した管理を行ったために少しぐらつくこともありました。
これがシーズン当初から私が求め続けていたスピリットです。私達はハードワークしていますし、結果も付いて来ています。
私達は急速に成長しているものの勝利を継続することが重要です。試合ごとに改善していますし、まだ大きな余地があります」