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トリノ・ダービーで退場となったピンソーリョに1試合の出場停止処分

 レガ・セリエAは公式サイト上で 2020/21 セリエA第10節での出来事に対する裁定(PDF)を発表いたしました。トリノ・ダービーで一発退場となったピンソーリョ選手(第3GK)に1試合の出場停止処分が課されています。

画像:退場を宣告されたピンソーリョ
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 ピンソーリョ選手は第10節トリノ戦の90分にピルロ監督などベンチメンバーとともにピッチ上に侵入してボヌッチ選手の逆転ゴールを祝福しました。しかし、オルサート主審は「それは認めてない」と制止。

 ピンソーリョ選手にだけレッドカードが提示されました。そもそもピッチ内への侵入は禁止事項ですし、コロナ禍であることも考慮すると(真っ先にピッチ内に侵入した疑いのある)選手が退場となるのは止むを得ないでしょう。

 ただ、処分の理由が「後半47分に無礼な言葉でベンチに抗議した」となっており、時系列が奇妙な状況です。しかし、処分は変わらないため、ピンソーリョ選手は第11節ジェノア戦はお休みとなります。

 

 なお、批判を向けるのであれば、ネドベド副会長とパラティーチ CFO の2人でしょう。こちらの2人にはトリノ戦での振る舞いを理由に職務停止処分が課されているからです。

 前者は「後半35分にマッチ・オフィシャルを主審が認識できるほど深刻な内容で侮辱し続けた」ため、12月21日まで連盟に関する仕事でクラブを代表することは禁止。

 後者は「後半にスタンドから以前に警告済の関係者エリアへの立ち入りを行った」ため、12月14日までネドベド副会長と同様の処分が下されています。こちらのフロント陣2名は “いつも通り” の狼藉が問題視されただけと言えるでしょう。

 

 ユベントスは12月8日(火)のチャンピオンズリーグ第6節バルセロナ戦に 0-3 で勝利した勢いを今週末のセリエA第11節ジェノア戦で活かしたいところです。良い流れを上手く継続することができるのかに注目です。