ユベントスは公式サイト上で 2020/21 UEFA チャンピオンズリーグ第6節バルセロナ戦に向けた招集メンバー23選手を発表いたしました。

招集された選手一覧は下表のとおりです。
選手名 | |
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GK | 1: シュチェスニー、31: ピンソーリョ、77: ブッフォン |
DF | 4: デ・リフト、12: A・サンドロ、13: ダニーロ、16: クアドラード、19: ボヌッチ、37: ドラグシン、38: フラボッタ |
MF | 5: アルトゥール、8 ラムジー、14: マッケニー、22: キエーザ、25: ラビオ、30: ベンタンクール、33: ベルナルデスキ、39: ポルタノーバ、44: クルゼフスキ |
FW | 7: ロナウド、9: モラタ、10: ディバラ、34: ダ・グラサ |
負傷が癒えたブッフォン選手が招集メンバーに復帰。それ以外は基本的に5日のトリノ戦と同じメンバーが招集されています。
【先発予想: 4-4-2】
GK: ブッフォン(シュチェスニー)
DF: クアドラード、ダニーロ、ボヌッチ、A・サンドロ
MF: ラムジー、アルトゥール、ラビオ(マッケニー)、キエーザ
FW: モラタ、ロナウド
ピルロ監督は 4-4-2 を選択するでしょう。出場停止でリーグ戦を欠場したモラタ選手が先発に復帰し、デ・リフト選手は休養のために温存となることが有力です。
対するバルセロナのクーマン監督は 4-2-3-1 を使うことが予想されます。バルセロナは「2点差での敗戦(= 当該チーム間同士の対戦成績が五分)」なら、グループでの得失点差の関係で首位通過です。
とは言え、失態を晒してしまうと本調子ではないリーグ戦に悪影響を及ぼすことになるため、ターンオーバーの対象は「ダブルボランチ+α」に留まることでしょう。
バルサの攻撃はメッシ、グリーズマン、コウチーニョなど2列目に入る選手にボランチからの縦パスが入ることでスイッチが入ります。失点を防ぐには「その際の守備陣系」が大きく影響するため、中央での縦パスを制限する仕事をチーム全体がどれだけ継続できるかが鍵になるはずです。
一方でバルセロナの最終ラインは高く設定されるため、ユベントスの攻撃は「カウンター時にスペースを上手く突くことができるか」が分岐点です。
また、カウンターを仕掛けた際はフィニッシュまで持ち込む時間と数的同数の関係はあるはずですから、オフサイドで機会を潰さないよう普段よりも少し後ろ目にポジショニングをする意識がポイントになるでしょう。
国内リーグに向けての弾みを付たいユベントスとバルセロナの両指揮官がどのような準備をして直接対決を迎えるのかに注目です。