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スアレスのイタリア市民権獲得を巡る不正問題、ユベントスが捜査対象になったパラティーチ CFO への立場を表明

 ユベントスは公式サイト上でパラティーチ CFO に対する立場表明文を発表いたしました。パラティーチ CFO がスアレス選手の市民権獲得時の不正における検察からの捜査対象として正式通告されたことが理由です。

画像:捜査対象となっているパラティーチCFO
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 事の発端は「ペルージャ外国語大学での語学試験時の不正」です。ユベントスは今夏の移籍市場でスアレス選手の獲得を狙っていましたが、『EU パスポート』を持っていないため、枠の関係で獲得が不可能な状況でした。

 ただ、スアレス選手の妻がイタリアにルーツを持つため、イタリア語の試験に合格すれば『イタリア国籍』が得られると言う “特殊な立場 ” にありました。

 問題となったのは「ペルージャ外国語大学が不正の温床」として当局から目を付けられていたことでしょう。試験の問題が事前に漏洩していた疑惑によって捜査が本格的に進み、受験生だったスアレス選手の周辺も捜査が行われることになったのです。

 

 ユベントス側が疑われているのは「スアレス選手の試験不正に関与しているのではないか」という点です。

 パラティーチ CFO は「検察に虚偽の情報を提供した」疑いで捜査対象として正式に通告され、ユベントスは「パラティーチの仕事は実直」であり「(捜査は)その立場を明確にすることになる」と表明しています。

 現時点では「捜査中」の段階ですし、問題がある場合は “パラティーチ CFO からの指示を受けて動いた実行部隊” が訴追されることになるはずです。したがって、捜査に協力することが責務を果たしたことになると言えるでしょう。

 

 スアレス選手が関係する語学試験の不正問題がどのような結末を迎えるのかに注目です。