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イタリア国内での新型コロナ感染状況、2020年11月第1週は増加のペースが緩まる

 イタリアの保健省が発表している新型コロナウイルス陽性反応者などの推移をグラフ化しました。2020年11月第1週は先週よりも陽性者数の増加ペースが緩んでおり、ピークに近づきつつあると言えるでしょう。

画像:イタリア国内での新型コロナ陽性反応者などの推移
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表:イタリア国内での新型コロナの患者数など
  11月1日〜8日
(7日間平均)
10月25日〜31日
(7日間平均)
新規感染者 31866
【+6877, +27.5%】
24989
【+10421, +71.5%】
死亡者 349
【+148, +73.6%】
201
【+96, +91.4%】
集中治療室 2288
【+762, +49.9%】
1526
【+596, +64.1%】

 10月の最終週(25日から31日まで)は主な項目が「先週比でほぼ倍増」という状況でした。それが11月第1週(1日から7日)では「いずれも先週に記録した増加率が低下」となっています。

 ここからの2週間をピークとし、新規陽性反応者数を減少に転じる可能性は十分にあるでしょう。そのため、今後の報告数に注目する価値はあると思われます。

 

 ちなみに、重症者や死者は以下の推移を見せています。

画像:イタリア国内での新型コロナの重症者・死者数の推移

 「『2020年11月第1週』の状況は『2020年3月第3週』とほぼ同じ」と言えるでしょう。1週間あたりの1日平均重症者数は約2250人で同数ですし、1日あたりの死者数は350人と当時の「500人弱」に迫りつつあるからです。

 増加のペースが3月・4月と比較して緩やかであり、第2波が「第1波を超える影響」を及ぼさずに済みそうなのは朗報と言えるはずです。

 

 第2波がヨーロッパ全体を襲っている状況でイタリアがどのような対応策を講じるのかに注目です。