ユベントスは公式サイト上で11月の国際Aマッチデーに合わせて3日間のオフを取得すると発表いたしました。なお、トップチームからはアンダー世代を含め15選手を各国代表に送り込む形となっています。

現地11月8日(日)のランチタイム・キックオフで行われた第7節ラツィオ戦を終えたユベントスは国際Aマッチデーに突入。各国代表から選手が招集されました。招集された選手と居残り組の一覧は下表のとおりです。
選手名 | ||
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代 表 組 |
GK | シュチェスニー(POL) |
DF | ボヌッチ(ITA)、ダニーロ(BRA)、クアドラード(COL)、デミラル(TUR)、フラボッタ(U21) | |
MF | アルトゥール(BRA)、マッケニー(USA)、ラビオ(FRA)、ベンタンクール(URU) | |
FW | ロナウド(POR)、モラタ(ESP)、キエーザ(ITA)、ベルナルデスキ(ITA)、クルゼフスキ(SWE) | |
選手名 | ||
居 残 り 組 |
GK | ブッフォン、ピンソーリョ |
DF | キエッリーニ(負傷)、デ・リフト(負傷)、A・サンドロ(負傷) | |
MF | ラムジー(負傷) | |
FW | ディバラ |
負傷で離脱中の選手を除き、トップチーム登録のほぼ全選手が代表チームに招集されました。
居残り組となったのは GK のブッフォン選手とピンソーリョ選手。アルゼンチン代表チームから「泌尿器科系の問題があるので招集を見送る」と言及されたディバラ選手がトレーニングを積める状況と言えるでしょう。
実戦メニューを行うだけのメンバーは不在ですし、過密日程が続く状況ですから休める時に休むことは適切と言えるはずです。
ピルロ監督は9日(月)から3日間のオフを取得し、現地12日(木)から調整を再開すると決定しています。大部分の選手が代表チームに参加している関係で、チームの構築が急速に進むということは今回の代表戦ウィークでも起きないでしょう。
とは言え、この状況はシーズンが始まる前から分かり切っていたことです。したがって、「構築下にあるチーム」や「全員で合わせる時間が取れない」との弁解が通用する “ハネムーン期間” が終了しつつあると認識する必要があります。
ここまでの公式戦で「1点差勝利が皆無」という接戦での弱さが浮き彫りになっている現状をピルロ監督がどう認識し、修正を図るのかに注目です。