UEFA は公式サイト上で 2020/21 UEFA チャンピオンズリーグ第1節を担当する審判団を発表いたしました。ディナモ・キエフ対ユベントス戦の主審はルーマニアのオビディウ・ハツェガン(Ovidiu Hategan)氏です。

ルーマニア・アラド出身のハツェガン氏は1980年7月生まれの40歳。2011/12 シーズンにチャンピオンズリーグで主審デビューを果たし、直近5シーズンはシーズン4試合のペースで主審を務めています。
日時 | UEFA CL | 対戦カード |
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2017/03/14 | 2016/17 R.16-2 |
ユベントス v ポルト [1 - 0] |
2018/11/07 | 2018/19 GS-4 |
ユベントス v マン・U [1 - 2] |
日時 | UEFA CL | 対戦カード |
2016/03/15 | 2015/16 R.16-2 |
マン・C v D・キエフ [0 - 0] |
2016/11/23 | 2016/17 GS-5 |
ナポリ v D・キエフ [0 - 0] |
2020/09/23 | 2020/21 PO-1 |
KAAヘント v D・キエフ [1 - 2] |
ハツェガン氏がユベントス戦を担当したのは過去に2度。1度目は 2016/17 シーズンのラウンド16・セカンドレグでディバラ選手の PK でユベントスが勝利しています。
2度目はバルザーリ選手を投入するもフェライニ選手の高さで押し切ったマンチェスター・ユナイテッドに屈した 2018/19 シーズンのグループ第4節です。
この試合は DAZN が宣伝で繰り返し使うモウリーニョ監督の耳当てポーズが出た試合ですから覚えている人も多いでしょう。
ちなみに、ディナモ・キエフはチャンピオンズリーグ本戦でハツェガン氏が担当した2試合はゴールレスドローで終わっています。ただ、今季のプレーオフ・ファーストレグで判定基準を知っていることがマイナスに働くことはないでしょう。
なお、ハツェガン氏とともに試合を担当する副審はオクタビアン・ソヴレ(Octavian Sovre)氏とセバスティアン・ゲオルゲ(Sebastian Gheorghe)氏。第4審判はセバスティアン・コルツェスク(Sebastian Coltescu)氏。
VAR はバスティアン・ダンケルト(Bastian Dankert)氏、副 VAR はハーム・オスマース(Harm Osmers)氏が担当すると発表されています。
チャンピオンズリーグでお馴染みの審判団ですし、判定に対してナーバスになる必要はないでしょう。クロトーネ戦で勝点を取りこぼしたため、ユベントスはアウェイ戦とは言え勝利が必要な状況に置かれていることは否定できません。
ピルロ監督が初となるチャンピオンズリーグでどのような采配を見せるのかに注目です。