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モラタがトリノを電撃訪問、ユベントスの『9番』を巡る騒動は決着へ

 ユベントスは公式サイト上でトリノ・カゼッレ空港にアトレティコ・マドリードのモラタ選手が到着したと発表いたしました。『9番』を巡る移籍市場での動きは最終局面に達したと言えるでしょう。

画像:トリノに到着したモラタ
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 モラタ選手は1992年10月生まれの27歳。2014年夏にユベントスに加入し、アッレグリ監督就任1年目からの躍進を2年支えた後に買い戻しオプションを行使されてレアル・マドリードに復帰した FW です。

 足下の技術とスピード、それに高さもあります。ピルロ監督が求める『9番』に合致する選手と言えるでしょう。

 アトレティコ・マドリードがモラタ選手の放出に応じた理由は「スアレス選手の獲得ができるから」です。ジエゴ・コスタ選手も在籍していますから CF は主力級を2人擁しています。

 スアレス選手の方がモラタ選手よりも決定力の点で秀でていますし、“アトレティコの金銭的な要求” をユベントスが満たすのであれば、アトレティコが選手の放出に難色を示すことはないでしょう。

 

 モラタ選手の移籍形式は買取オプションが付随する期限付き移籍が有力です。

  • 2020年夏
    • レンタル料: 1000万ユーロ
  • 2021年夏
    • 再レンタル料: 1000万ユーロ
    • 買取額: 4500万ユーロ
  • 2022年夏
    • 買取額: 3500万ユーロ

 獲得総額は「(アトレティコがチェルシーから獲得した)5500万ユーロ」になる見込みで、レンタル料は減価償却費と同額になると見られています。クアドラード選手を獲得した時と同じ獲得形式ですから、妥当な手法だと言えるでしょう。

 モラタ選手は現地22日(火)の午前からメディカルチェックが予定されています。問題がなければ、日本時間23日には加入が発表されるはずです。『9番』がモラタ選手で決着するのかに注目です。