『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によりますと、マンチェスター・シティがボヌッチ選手の獲得に興味を示したものの選手が固辞したとのことです。居心地の良さはユベントスの方が良いため、ボヌッチ選手が退団する可能性はほぼゼロと言えるでしょう。
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現在33歳のボヌッチ選手にマンチェスター・シティが興味を持つと断定することはできませんが、昨季はボランチのフェルナンジーニョ選手を最終ラインで起用するチーム状況だったため、獲得の関心を示したとしても不思議ではありません。
ただ、ボヌッチ選手が移籍を決断することはないようでしょう。なぜなら、居心地が最高に良いからです。
煙たい存在だったアッレグリ監督やマロッタ GM は去り、権力闘争に勝利したボヌッチ選手は実質的な “ボス” です。また、プレーでミスをしてもルガーニ選手がスケープゴートになるため、ストレスフリーです。
しかし、マンチェスター・シティに移籍してしまうと、これらの恩恵はすべて消滅します。デュエルの際に露呈するようになった “軽いプレー” は大きな批判を呼ぶ理由になりますから、移籍に惹かれることはまずないと断言できます。
2020/21 シーズンもボヌッチ選手は「センターバックのレギュラー」としてスタートするでしょう。しかし、スピードが不足しているため、ハイラインを設定することが難しい選手という問題も抱えています。
前任のサッリ監督が上手く折り合いを付けることができなかったボヌッチ選手の起用方法に対してピルロ監督が最適解を見つけ出すことができるのかに注目です。
