自身の去就も騒がしくなっているユベントスのパラティーチ CFO が『スカイ・イタリア』のインタビューに応じ、トップチームの監督交代劇についての言及をしていましたので概要を紹介いたします。
ファビオ・パラティーチ CFO:
「ピルロ就任は非常に自然なことです。彼は私達と共に過ごし、プレーをし、ユベントスの環境と常に接してきた人物です。彼はサッカー選手として運命付けられていました。監督としても同様にできると確信しています。
アンドレアはサッカー選手と同様に監督として仕事をすることが念頭にあります。クオリティーを持った選手であり、優れています。
ある種の試合モデルを提案したいとのピルロの思いに耳を傾けたところ、非常に説得力がありました。プロフェッショナルよりも人物面がより重要であるという事実があります。
リヨン戦が監督の運命を決める試合だったのではありません。私達の中では既に評価は行われていました。決定に対する特別なエピソードや瞬間は存在しません。
その代わり、あらゆる意味で非常に長く難しいシーズンの結果です。私達はシーズン終了後にサッリに対して別れを言う決断をしていました。スクデットを勝ち取っていたとしてもです。
欧州での結果が指標なのではありません。準々決勝に進出したかや決勝に到達したのかではないのです。
アッレグリの状況はサッリとは大きく異なります。アッレグリは成功に満ちた私達との長い旅路の末のことです。一方でサッリはわずか1年でしたが、いずれにせよ重要な勝利を納めました。単なるスポーツの成績を超える一連の決定があります。
私達は未知の領域にいます。誰もこれほどまでに長い成功と変化のサイクルにはいないでしょう。
それから、私達は 7〜8 人の異なる選手たちを擁してチャンピオンズリーグ決勝に2年に渡って進出しました。ユニークなことであり、選手層のスペアパーツがどのように機能したかを示す例でもあります。
批判はバイエルンやシティのことを思います。近年のビッグネームに対する判定は特定の結果に結び付き過ぎています。私達は経験とレベルを持ったカルチョの人間です。特定のコンペティションがエピソードと結びつけられることを良く分かっています。
私の去就問題?会長は昨日の試合後に公然と私を擁護しましたし、物事が数時間後に変化するのは難しいように見えます。
(フリードキン氏の投資家グループが買収したローマからのラブコールが噂されているが、)私はすべてのクラブをリスペクトしていますし、ローマは非常に重要なクラブです。
しかし、私は10年ここで働いていますし、非常に快適に感じており、アニェッリ会長から一般従業員まで共に働く人々とプロフェッショナルを超えた関係にあります」