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イタリアでの新型コロナウイルス、日本などの同様に陽性反応者だけが増加する

 イタリア保健省が発表している新型コロナウイルスの感染者数をグラフにしました。7月19日から25日の1週間は陽性反応者数は増えたものの、死者と重症者は減少となっています。

画像:イタリア国内における新型コロナウイルス感染者数などの推移
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表:イタリア国内での新型コロナの患者数など
  7月19日〜25日
(7日間平均)
7月12日〜18日
(7日間平均)
新規感染者 235
【+37, +18.7%】
198
死亡者 9
【-5, -35.7%】
14
集中治療室 47
【-11, -19.0%】
58

 イタリアでの新規感染者(= 陽性反応者)は先週から 20% 弱の増加。1日あたり235名の陽性反応者が確認されています。

 その一方で『死亡者と重症者の1日あたりの数値』は先週よりも下回る値です。新規感染者の “底値” は「6月28日から7月4日までの1週間」で、1日あたり183名でした。

 陽性反応者の数は「増加」していますが、死者を増やす先行指標である重症者数は「減少」しています。したがって、『収束』にあるとの認識し、経済の再稼動を止める必要はないと言えるでしょう。

 

 なお、スタジアム観戦については「9月以降」とスパダフォラ・スポーツ相が言及しています。ただし、「必要な措置を講じた上」で「疫学的な感染者曲線が許容すること」が条件という状況です。

 したがって、感染再拡大が起きていなければ、2020/21 シーズンから収容人数を限定した上で観客がスタジアムに戻って来ることになるでしょう。

 そのために必要となる法整備やプロトコルは「8月中旬のバカンス前」までに制定したいとのこと。欧州サッカーの 2019/20 シーズンが閉幕するまでには来季の運用規則が固まっていることが期待されます。

 

 イタリアなど欧州諸国が新型コロナウイルスの感染状況を『収束』で維持することができるのかに注目です。