ユベントスは公式サイト上で現地7月24日(金)からセリエA第36節サンプドリア戦に向けた調整を開始したと発表いたしました。ただ、D・コスタ選手が負傷でシーズン終了となることが濃厚になっています。
23日(木)にセリエA第35節ウディネーゼ戦を終えたユベントスは翌24日から次節サンプドリア戦に向けた調整を開始。ウディネーゼ戦の先発組はリカバリーに努め、控え組は技術系メニューとゲーム形式のトレーニングで調整を行っています。
セリエA第36節サンプドリア戦は現地26日(日)のナイトゲームで開催されます。中2日で再び試合がある状況ですから、同じ調整方法が採られることになっています。
その一方でD・コスタ選手が負傷によりシーズン終了となることが濃厚です。
ウディネーゼ戦で60分から途中出場したD・コスタ選手ですが、現地24日にJメディカルで行われた検査で「右太もも長内転筋に重度2の損傷が確認された」とのこと。15日後に状態の検査を行うことも発表されています。
冨安選手(ボローニャ)は「ハムストリングに重度1の損傷で10日前後の離脱」が見込まれており、セリエAの残り日程での起用は非現実的な状況です。
(負傷箇所は違えど)重度2の損傷が確認されたD・コスタ選手が「冨安選手と同程度の離脱期間」で済むとは思えません。したがって、D・コスタ選手の今季終了が現実味を帯びていると言えるでしょう。
ちなみに、15日後に状態検査を実施する理由は「チャンピオンズリーグの登録リストに入れることは可能か」を確認するためのものと考えられます。戦力としての計算が成り立たない前提でのプランを考える必要があるでしょう。
サッリ監督は「ターンオーバーは必要ない」と突っぱねた上で選手起用をして来ましたから、『ラッキーボーイの出現』は期待できません。この状況で結果を出すためのどのような工夫をするのかに注目です。