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「アルトゥールがユベントス行きを了承」とイタリア・メディアが一斉に報じる

 ユベントスとバルセロナの間で交渉が進んでいる「ピアニッチとアルトゥールの交換ドレード」について、アルトゥール選手が移籍を了承したと『ガゼッタ・デッロ・スポルト』や『スカイ・イタリア』などが一斉に報じています。

 実現がかなり現実味を帯びていると言えるでしょう。

画像:移籍を了承したと報じられたアルトゥール
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 ユーヴェもバルサも今季は巨額の赤字を計上することが濃厚で、両クラブともに「6月30日までに会計上の黒字を計上したい」という事情があります。

 ユベントスはバルサによるアルトゥール選手への評価額(7000万ユーロ)を受け入れ、一方のバルセロナもユーヴェによるピアニッチ選手への評価額(約6000万ユーロ)を認めたとのこと。差額分はユベントス側が金銭で賄うと報じられています。

 ただ、この交換ドレードはアルトゥール選手が乗り気でなかったために暗礁に乗り上げていましたが、「選手側が翻意した」とイタリアのメディアが一斉に報じています。

 そのため、交換ドレードが6月30日までに成立する可能性は現実味を帯びていると言えるでしょう。

 

 今後の成長が期待できる若手有望株であるアルトゥール選手をバルセロナが手放す決断をしたことは驚きですが、その1つの要因には「メッシ選手に不可欠な存在と思われていない」というものがあると考えられます。

 バルサの中盤は「試合を落ち着かせること」だけでなく、「試合を動かす・決めること」も求められます。シャビ選手やイニエスタ選手は後者においても存在感を発揮しており、アルトゥール選手がその部分での成長を期待させることができなかった可能性はあります。

 メッシ選手には “移籍交渉についての拒否権を持っていることに匹敵する発言力” がありますが、メディアで加熱する交換ドレード報道にも沈黙を貫きました。

 報道に不快感を示すだけでも交換トレードを潰せるのですから、それなりの事情があるのでしょう。

 

 アルトゥール選手が移籍を受け入れたのであれば、「6月30日までに移籍手続きが完了するか」が注目点になります。交換トレードの噂がどのような結末を迎えるのかに注目です。