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Bチーム: マヴィディディの期限付き移籍先のデジョンが買取オプションの不行使を表明、選手はプレミア行きを希望の模様

 フランス1部に所属するデジョンは公式サイト上でユベントスから期限付き移籍で加入しているマヴィディディ選手の買取オプションを行使しないと発表いたしました。なお、理由は選手がプレミアリーグでのプレーを望んだためとのことです。

画像:デジョンでプレーするマヴィディディ
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 ユベントス・Bチーム(= U-23)からフランス1部のデジョンに期限付き移籍したマヴィディディ選手は1998年5月生まれの22歳。2019/20 シーズンは8得点2アシストと FW として結果を残しました。

 契約には500万ユーロの買取オプションが付随しており、デジョンは行使を前向きに考えていたものの、プレミアリーグでのプレーを希望する選手側が固辞。

 そのため、デジョンが「クラブでのプレーを望まない選手のために大金は投じない」と表明しています。

 

 マヴィディディ選手はアーセナルの下部組織出身ですから、イングランドでのプレーを希望するのは自然なことです。ただ、現状はユベントスとの契約が2022年まで残っており、買い手が現れるかがポイントとなるでしょう。

 ユベントスとしては「デジョンから支払われるはずだった額以上を得られるか」が唯一のポイントになります。

 Bチームに所属していた選手に「500万ユーロ以上の値段」が付けば、ユベントスにとっては「育成に成功した」と言える根拠になるからです。

 一方でマヴィディディ選手の今後の評価額が500万ユーロに達しないなら、「売り時を逃した」ことになるでしょう。

 

 選手側とクラブ側の利益は必ずしも一致しません。ただ、マヴィディディ選手は現状ではトップチームに来季の戦力としてカウントされていませんから、買い手が現れるかが注目点になります。ユベントスがどのような判断を下すのかに注目です。