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アルゼンチンからイタリアに戻らない可能性があるイグアインの去就に対する関心をメディアが示し始める

 メディアセット』がアルゼンチンからイタリアに戻らない可能性があるイグアイン選手の今後についての仮説を立てていましたので紹介いたします。クラブおよび選手の公式見解は何もないため、現時点で憶測の域を出るものではありません。

画像:動向が注目されているイグアイン
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 予想されているシナリオは以下の3つです。

  1. イタリアに戻り、2019/20 シーズンを完遂
  2. 戻らずにユベントスとの合意を模索
  3. アルゼンチンに留まり、契約違反による法廷闘争も辞さず

 いずれも現実的に起こり得るものであり、水面下でユベントスとイグアイン選手の駆け引きが既に起きていても不思議ではないでしょう。

 イグアイン選手が「アルゼンチンに残りたい(≒ イタリアには戻りたくない)」という希望を持っていた場合、理想的な落とし所は『2』です。両者が契約解除で合意すれば良いのですが、現実的には難しいと思われます。

 

 まずは「イグアイン選手の減価償却費(= 1800万ユーロ)」が残っていること。これは選手の “契約年数” で算出された数字ですから、回収できないとクラブは「損失」として計上せざるを得なくなります。

 また、「イグアイン選手の獲得をプッシュしたのはパラティーチ CFO」というメンツの問題もあります。「巨額の移籍金を投じた挙句、不良債権として処分した」となれば、“素人” の烙印を再び押されることになってしまうからです。

 選手のモチベーションが失われている状態なら、帰還させても好パフォーマンスは期待できないでしょう。ゴシップネタとしては『3』の法廷闘争が理想ですが、「病床の母の近くにいたい」という理由があるため、難しい判断を迫られることになるでしょう。

 

 具体的な動きが出るのはイタリアで「セリエAのクラブに全体練習が許可される日程が決まった時」になるはずです。その時にイグアイン選手とユベントスがどのような動きをするのかに注目です。