『スカイ・イタリア』によりますと、ユベントスが今夏の移籍市場でイカルディ選手やポグバ選手といったビッグネームを狙っているとのことです。ただ、新型コロナウイルスの影響を無視しても財政面での余裕はないだけに “飛ばし” と言えるでしょう。
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インテルから PSG に期限付き移籍をしているイカルディ選手はには買取オプションが付随しています。金額は7000万ユーロですが、新型コロナウイルスの影響もあり行使されるかは不透明な状況です。
そのため、オプションが行使されなかった場合にユベントスが昨夏と同様に獲得に乗り出すとのこと。パラティーチ CFO が獲得に対して躍起になっているため、可能性は十分にあると言えるでしょう。
ただ、問題となるのはクラブの財政が芳しくないことです。ユベントスは 2019/20 シーズン前期の決算は約5000万ユーロの赤字でした。
新型コロナウイルスの影響でファイナンシャル・フェア・プレー(FFP)は一時的に停止されることが濃厚のため、今季の赤字分によって UEFA のコンペティションから締め出されることはないでしょう。
しかし、損失が消える訳ではありません。今夏の補強候補としてメディアに名前が出ているポグバ選手や CF (= G・ジェズス、ハリー・ケーン、イカルディなど)を獲得する資金を捻出することは非常に難しいと思われます。
世界的な不況で新規スポンサーの獲得に逆風が吹いている中、ユベントスの経営陣がどのような判断を下すのかに注目です。