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レガ・セリエAが「今後数ヶ月でのリーグ戦消化」を目標とするも、新型コロナによる国内情勢がそれを許さず

 レガ・セリエAは公式サイト上で3月12日に行われたテレビ会議で「リーグ戦の消化」を目標とする従来方針が確認されたとの立場表明を行いました。ただ、イタリア国内での新型コロナウイルス(covid-19)の収束の目処が立っておらず、方針転換は避けられないでしょう。

画像:Lega Serie A
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 リーグ機構が「予定されている公式戦の開催」を確認することは当然です。日程を変更することで開催が可能なら、「延期」を選択した上で「代替日を模索」することが王道だからです。

 ただ、イタリア国内での新型コロナウイルスによる猛威は依然として続いている状況にあります。

画像:新型コロナウイルスによるイタリア国内での死者数

 現地3月14日(土)に発表されたイタリア国内での死者数は1441名となり、歯止めが全くかかっていない状況です。また、ルガーニ選手などセリエA所属の複数選手が感染していることが確認され、再開の目処が立てることも難しくなりました。

 少なくとも、イタリア全国を封鎖する首相令の目安である4月3日に試合を再開することはほぼ不可能であり、「4月3日に再開予定日を決定できるかも怪しい状況」にあると考えられます。

 

 (ヨーロッパの)サッカー選手は契約は「6月30日まで」が基本です。欧州選手権を「2020年冬」か「2021年夏」にスライドすれば、5月上旬からリーグ戦を再開することで日程を消化することは(かなりタイトではあるものの)可能です。

 結論を待つ必要がありますが、当初の予想よりも欧州での新型コロナウイルスによる影響は極めて深刻と言わざるを得ないでしょう。2019/20 シーズンが再開されるのかに注目です。