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【移籍のウワサ】 ビダル獲得を切望するインテルを妨害するためにユベントスが参入?

 スカイ・イタリア』によりますと、インテルが獲得を熱望するビダル選手についてユベントスがバルセロナに問い合わせを行ったとのことです。ただ、獲得の意向がないことが見透かされているため、ユベントスのフロント陣がメンツを潰して終わる結果となるでしょう。

画像:バルセロナに所属するアルトゥーロ・ビダル
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 インテルのコンテ監督がビダル選手を高く評価していることは周知の事実です。これは中盤に「フィジカルと走力に秀でたテクニシャン」を起用したい戦術を採用しており、ビダル選手が代表的な適任者だからです。

 ビダル選手自身はバルセロナで与えられる出場機会に不満を訴えていますから、(自分が重宝されることが確定的な)インテル移籍に乗り気になっても不思議ではありません。また、バルセロナも移籍金が得られるのであれば、放出に傾く可能性は十分にあるでしょう。

 しかし、バルサのバルベルデ監督は移籍を容認しないでしょう。なぜなら、バルベルデ監督もビダル選手を高く評価している指揮官だからです。

 バルセロナの中盤 MF はテクニシャンの宝庫ですが、インテンシティーを高められる選手はビダル選手だけという状況です。肉弾戦や速攻が必要な場面ではビダル選手の能力が必要となるだけに「冬の移籍」には否定的と言えるでしょう。

 

 この状況で “中盤 MF に余剰人員を抱えるユベントス” がバルセロナにビダル選手の問い合わせを行ったのです。「インテルの戦力アップを妨害したい」という思惑は理解できますが、まともに相手をされないのは自明です。

 しかも、『スカイ・イタリア』や『ガゼッタ』に動きをリークされるのですから、フロント陣の動きが呆れられることにもなるでしょう。

 フロント陣に移籍市場で要求される仕事内容はチームごとによって異なるのですから、ライバルチームの妨害をするのは「二の次」でなければなりません。

 ユベントスは「余剰人員の放出」という最優先課題を “夏から” 抱えており、解決の目処が立っていないから、フロント陣への風当たりが強くなっているのです。

 

 冬の移籍市場でユベントスのフロント陣が汚名返上できるのかに注目です。