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レガ・セリエA、2019/20 シーズンも第13節に『女性への暴力反対キャンペーン』を行うと発表

 レガ・セリエAは公式サイト上で 2019/20 シーズン第13節の全試合で『女性への暴力反対キャンペーン』を行うと発表いたしました。昨季も第13節で同様のキャンペーンが行われ、出場した選手が顔に口紅によるペイントをして入場しています。

画像:2018/19 セリエA第13節SPAL戦でのマンジュキッチ
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 該当のキャンペーンは『レガ・セリエA』と『WeWorld』によるものです。

 WeWorld の後ろに Onlus の文言が付いていますが、これは Organizzacioni Non Lucrative de Utilita Sociale のこと。

 日本語に翻訳すると「社会的有用性目的の非営利団体」となるため、「イタリアの特定 NPO 団体『WeWorld』」との認識で十分と言えるでしょう。

 「女性や様々な子供に対する暴力にレッドカードを突き付けよう」という趣旨で今シーズンもキャンペーンが行われる予定であることが発表されています。

 

 余談となりますが、キャンペーンの狙いは「家庭内暴力の根絶」と考えられます。女性や子供が赤の他人から暴力を振るわれる事件が起きれば、どの国の警察も威信にかけて捜査をすることでしょう。

 それができない状況にある代表的なケースが家庭内暴力であり、啓蒙活動を通じたキャンペーンが行われていると考えられます。

 とは言え、「女性に暴力を振るうべきでない」との価値観を利用した女性が DV の加害者になるケースもあることは事実です。老若男女に関係なく、すべての人の人権が保護されるような啓蒙活動にシフトしていくことが理想と言えるでしょう。

 

 キャンペーンの内容だけでなく、実施したことによる成果が公表されるのかにも注目です。