ユベントスは公式サイト上で現地10月24日(木)に株主総会が行われ、2018/19 シーズンの決算内容が報告されるとともに最大3億ユーロの増資が承認されたと発表いたしました。
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ユベントスが 2018/19 シーズンに記録した決算は6億2150万ユーロの売上高だったものの、当期損益は3990万ユーロの赤字でした。
24日に行われた株主総会では9月末に公表されていた決算書が承認されました。これはユベントスの親会社である EXOR が株主構成の過半数超を占めており、荒れる要因は最初から少ない状態でした。
そのため、発表された際に株価下落の原因となった「最大3億ユーロの増資」もスムーズに承認される結果になったと言えるでしょう。
この株主総会での承認により、ユベントスの財務状況は(一時的に)好転すると予想されます。しかし、本質的な部分での改善は行われていないため、今後打ち出す成長戦略が重要になります。
また、それと並行して余剰人員となっている選手を上手く放出することでコストを削減することも要求されている状態です。ユベントスのフロント陣が「売上高」ではなく「当期損益」でも結果を残す経営ができるのかに注目です。