2019/20 カンピオナート・プリマベーラ第3節が行われ、カリアリと対戦したユベントスは 0-2 で敗れて公式戦2連敗となりました。
試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。
選手名 | |
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GK | 1: イスラエル |
DF | 2: レオ 5: ドラグシン 6: リッチオ 3: アンツォリン (C) |
MF | 8: アハマダ(→ 25' st. 18: トンギャ) 4: レオネ(→ 22' st. 16: デ・ウィンター) 7: ラノッキア(→ 30' st. 20: ファジョーリ) 10: パブロ・モレーノ(→ 19' st. 19: フレデリクセン) |
FW | 9: ダ・グラサ 11: ストッパ(→ 19' st. 21: セネ) |
ザウリ監督は 4-3-1-2 を選択。来週のミッドウィークに UEFA ユースリーグを控えるため、攻撃陣を中心にターンオーバーを敢行した陣容で試合に臨みます。
試合は3分にカリアリが左 CK からファーサイドのポッル選手がダイレクトで折り返し、これを中でコンティーニ選手が押し込み、アウェイのカリアリが立ち上がりに1点を先行する展開で幕を開ける。
ビハインドを背負ったユベントスはラノッキア選手の FK やダ・グラサ選手のシュートでゴールを狙うが、クロスバーに嫌われるなどゴールとはならず。
対するカリアリも前半終了間際に追加点のチャンスを手にしたが、こちらはドラグシン選手がライン上でクリアし、リードを広げることはできず。前半は 0-1 とアウェイのカリアリが1点のリードを手にして折り返すことになります。
後半は同点に追いつきたいユベントスが積極的に攻める展開で始まる。しかし、ダ・グラサ選手を中心にチャンスは手にするもゴールが遠かったユベントスは63分にツケを払うこととなる。
カリアリは自陣深くでボール奪取に成功するとマリゴス選手がロングドリブルで大きくボールを前進させると、ペナルティーエリア手前で左サイドで待ち構えるコンティーニ選手に展開。コンティーニ選手が右足でファーサイドに巻いたシュートを決め、カリアリのリードは2点に広がる。
次戦以降のために一矢報いた状態で試合を終えたいユベントスは温存していたセネ選手などを投入するが、時すでに遅し。カリアリゴールをこじ開けることはできず、試合はこのまま 0-2 で終了。公式戦2連敗でユースリーグを迎えることとなった。
なお、ザウリ監督は試合後に次のようにコメントしています。
ランベルト・ザウリ監督:
「私達はゴールを許しましたが、得点を決めるに値しました。選手たちは 6〜7 回のチャンスを作り出しましたが、それらの機会を活かすことができませんでした。
カリアリにゴールを許した後に何度か危険な場面がありますが、私達の注意不足が招いたものです。チームとして敗れたため喜ぶことはできないものの、良い試合をしました。
私達は選手たちを成長させることを目標としていますし、私は誰にでもチャンスを与えようと考えています。全員が成長しなければなりませんし、全員が結果を出さなければなりません。
今日は昨季 U-17 でプレーした選手が多くプレーしていました。個人とチームの双方にとって正しい方法だと私は思います」
アタランタに完敗を喫したショックもある程度はあったと思われますが、決定機を活かし切れなかったことは反省材料です。ただ、“若いチーム” であり、成長の余地が残されていることはポジティブな要素です。
ユベントスはBチーム(= U23)を発足させたため、U-19 が一般的なプリマベーラを U-18 で戦うことが基本になるでしょう。そのためには今日のような試合で勝点を積み重ねることができるかが重要になります。
プリマベーラの次戦は10月1日(火)に行われる UEFA ユースリーグ第2節レバークーゼン戦です。直近の公式戦2試合の出来を払拭する内容を見せることができるのかに注目です。