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公式発表: ルカ・ペッレグリーニがカリアリに期限付き移籍

 ユベントスは公式サイト上でペッレグリーニ選手がカリアリに1年間の期限付き移籍をすると発表いたしました。なお、レンタル料には言及されておらず、減価償却分の大部分をユベントスが負担しているものと考えられます。

画像:カリアリ移籍が決定したペッレグリーニ
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 ペッレグリーニ選手は1999年3月生まれの20歳。今夏にスピナッツォーラ選手とのトレードの形でローマから移籍金2200万ユーロでユベントスに加入しています。

 ただ、セリエAでの実績は昨季後半戦にカリアリで出場した16試合のみ。“ユベントスの戦力” として計算するには実力不足であることは否めない状況でした。

 そのため、期限付き移籍で放出されることが当初から有力視されており、パラティーチ CFO も8月14日のヴィッラール・ペローザで「移籍間近である」と言及していました。

 

 結果的にペッレグリーニ選手は昨季プレーしたカリアリに1年間の期限付き移籍することが決定。カリアリはマラン監督が昨季から引き続き指揮していますので、実力を監督に認めされる必要がないことはプラス材料と言えるでしょう。

 一方で、ユベントスのクラブ経営的にはプラスとは言えません。ユベントスはペッレグリーニ選手の減価償却に年550万ユーロが必要であり、レンタル料がフリーなら、減価償却は全額ユベントスの負担となってしまうからです。

 年俸は税込で200万ユーロ前後ですから、今回の移籍がクラブの財務状況に大きなプラスをもたらすことはないと考えられます。

 

 ペッレグリーニ選手がカリアリで大きく成長し、獲得の判断が正しかったことを証明できるのかに注目です。