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パラティーチ CFO:「チームに余剰戦力はいないし、移籍が目前の選手もいない」

 ユベントスが公式サイト上で14日のヴィッラール・ペローザでパラティーチ CFO がメディアからの囲み取材に応じたことを取り上げていましたので概要を紹介いたします。移籍に関しては原則論を述べるだけで玉虫色の発言に終始しています。

画像:メディアの囲み取材に応じるパラティーチCFO
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ファビオ・パラティーチ CFO:
「余剰選手はいません。私達は常に幅広いレンジを有しています。サッリがこの件に対して明確に述べています。

 CL のリストは21選手とクラブ内育成選手の登録が可能です。今季は例年の 2〜3 名とは異なり、1人しかいません。ですから、登録は22名です。それ以上の選手がいるなら誰かがリスト外となるのです。

 現時点では6名が余分にいます。ですが、ペリンとピアツァが市場に出ることはありませんし、ペッレグリーニも数時間ほどでカリアリ行きとなるでしょう。したがって、残りは3つですが、世論に影響を与えるのは名前の大きさだと私は信じています。

 しかし、これはユベントスが絶対的な選手層を持っていることを意味しています。この数年において、私達は世界最高のチームの1つと称されています。偉大なレベルにあり、人間性も素晴らしく、周囲からも尊敬される偉大なプロフェッショナルたちを保持できることは大きな喜びです。

 移籍市場は開かれていますし、関心も寄せられています。ですが、売却に近い名前はありません。

 ディバラ?彼は偉大なユベントスの選手です。マーケットに関して述べたように話し合いと交渉があります」

 

■ パラティーチCFOの発言に対する寸評

 トップチーム登録の選手が現時点で25選手なら、パラティーチ CFO の発言は何の問題もありません。しかし、実際は28選手なのですから、「余剰戦力はない」との部分で失笑を買うだけです。

 アトレティコ戦やヴィッラール・ペローザでルガーニ選手の起用を頑なに見送ったのですから、パラティーチ CFO の発言を真に受ける人は少ないでしょう。

 また、現在のユベントスに余剰戦力を抱えられるだけの経営的な余裕はありません。

 したがって、「ユベントスは選手の放出をせざるを得ない状況にある」と相手クラブに見透かされた中での交渉を強いられることは避けられません。平静を装うユベントスのフロント陣が「残りの移籍期間で帳尻を合わせることができるのか」に注目です。