2019/20 コッパ・セリエCの予選ラウンドが行われ、ペルゴレッテーゼと対戦したユベントス・Bチーム(= U-23)はベルアット選手とI・トゥレ選手のゴールにより 2-0 で勝利しました。
試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。
選手名 | |
---|---|
GK | ロリア |
DF | ディ・パルド(→ 1' st. : ローザ) デッリ・カッリ デル・ファブロ ベルアット |
MF | I・トゥレ クレメンツァ (C)(→ 9' st. : マヴィディディ) ラフィア |
FW | ザニマッキア(→ 9' st. : ザッパ) ジェルビ(→ 20' st. : モンジアーロ) オリビエリ(→ 42' st. : フレデリクセン) |
ペッキア監督は 4-3-3 を選択。新加入はラフィア選手とジェルビ選手が先発、昨季レンタル組はデッリ・カッリ、デル・ファブロ、クレメンツァの3選手がスタメンに名を連ねる布陣で試合に臨みます。
試合はユベントスが良い入りを見せる。3分にはベルアット、10分にはディ・パルドと両サイドバックが高い位置からシュートを放つ攻勢を示す。
すると、この流れを保っていたユベントスが先行する。ユベントスは17分に左サイドのベルアットがクロスを入れると、これがゴールに吸い込まれ、1点のリードを手にする。
対するペルゴレッテーゼは18分にポレドーリのシュートでユベントスゴールを脅かすが、同点とはならず。逆に、21分にベルアットのクロスからI・トゥレのゴールが決まり、ユベントスのリードは2点に広がる。
反撃に転じたいペルゴレッテーゼはポレドーリとボルトルツが立て続けに決定機を手にするも、シュートは GK ロリアとベルアットがどちらもライン上でストップし、スコアは動かず。前半はユベントスが2点のリードで折り返す。
後半に入ると「次の1点が重要」と考える両チームの守備への意識が増し、ゴール前に迫る機会が減少する。
ペルゴレッテーゼは50分にボルトルツが得点機を手にしたが、シュートは枠を捉えず。ユベントスには59分にジェルビに得点機が訪れたが、シュートは GK のセーブに遭い、決定的な3点目を奪うまでには至らず。
その後もユベントスはオリビエリとザッパがゴールを予感させるシュートを放つも、スコアは 2-0 のまま。結局、試合はこのまま 2-0 で終了。前半の2得点を守り切ったユベントスが勝利を手にした。
なお、ペッキア監督は試合後に次のようにコメントしています。
ファビオ・ペッキア監督:
「選手たちには正しい姿勢を要求しましたし、15日間に渡る準備で良い反応が得られたことを私は嬉しく思います。私達はプレスをかけたいですし、アグレッシブになりたいと思っています。また、試合を構築したいと考えています」
今季のBチームが正式に発足した訳ではないため、リーグ戦が開幕するまでに選手の入れ替えなどは起こり得ます。ただ、チームの基本システムが 4-3-3 なのは確定的と言えるでしょう。
トップチームも 4-3-3 になることが予想されます。そのため、昇格した際にスムーズに適応できるためのプレーコンセプトを根付かせることができるかが焦点になります。
Bチームの次戦は8月18日に予定されているレッジョ・アウダーチェ戦です。勝利を手にし、決勝トーナメントに駒を進めることができるのかに注目です。