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パラティーチ CFO が訪英、ディバラ放出に向けた “外堀の埋め立て” は完了か?

 ガゼッタ・デッロ・スポルト』によりますと、ユベントスのパラティーチ CFO がイギリス・ロンドンに滞在しているとのことです。ディバラ選手とルカク選手のトレードに向けた話し合いをしたと見られており、まもなく結論が出ることでしょう。

画像:去就騒動が大きくなっているディバラ
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 ロンドンでパラティーチ CFO はホルヘ・アントゥン氏と会談したと見られています。アントゥン氏がディバラ選手の代理人であることから、ルカク選手とのトレードに向けた話し合いが行われた可能性は高いと言えるでしょう。

 ただ、選手自身は「ユベントスに残りたいが、自分の希望だけではどうにもならないこともある」との発言を過去にしています。

 したがって、現状は「ディバラ選手が移籍に前向きな態度を示した場合に備えた下準備が完了した段階」と思われます。要するに、外堀が埋まった状態ですから、選手本人が移籍を希望した時点で交渉が成立することになるでしょう。

 

 なお、サッリ監督は記者会見の場で「ディバラ選手の能力を高く評価するコメント」を残しています。

 就任会見では「クオリティーを有し、違いを作れる選手」としてロナウド選手やD・コスタ選手と共に期待を寄せ、アジア・ツアー中にも「偽9番や2トップの一角など有用な選手」と評し、戦力として見なしている発言をしています。

 現地8月1日に面談があると報じられていますが、構想外であることが “サッリ監督から” 伝達される可能性は低いと思われます。ポゼッションを主体にする上でディバラ選手の能力は重要ですし、サッリ監督のコメントがすべて虚偽になるからです。

 一方で CB の獲得に今夏だけで1億ユーロ超を注ぎ込んだフロント陣には「ディバラ選手を高値で売却して収支を改善したい」という思惑があります。こちらの部分が色濃く出た移籍報道と言えるでしょう。

 

 ディバラ選手がユベントスのフロント陣に “忖度” する必要はありません。戦力外と見なされているイグアイン選手がローマからラブコールを受ける中でもチームの一員として活動ができているのですから、ディバラ選手も自らの希望を貫くべきでしょう。

 ディバラ選手の去就がどのような形で収束するのかに注目です。