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メリフ・デミラル、中国政府から渡航ビザが下りたことで南京でのインテル戦での起用が可能になる

 ユベントスは公式ツイッター上で「デミラル選手に対する中国への渡航ビザが下りた」と発表いたしました。これにより、中国・南京で行われるインテル戦にデミラル選手を起用することが可能になりました。

画像:アジア・ツアーに向かう機中でのデミラル
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 トルコ人のデミラル選手はユベントスのアジア・ツアーのメンバーに入っていましたが、「中国への渡航ビザが得られない」との理由で「現地21日(日)にシンガポールで行われるトッテナム戦のみの参加」と発表されていました。

 中国がデミラル選手の渡航ビザを出し渋った理由は「イスラム教が大部分を占めること」と「途上国」の2点でしょう。

 新疆ウイグル自治区を持つ中国はイスラム教徒を快くは受け入れません。監視カメラを使い、街全体を当局が監視しているレベルだからです。

 こうした事情を持つ当局が “通常通りの裁定” を行ったため、許可が出なかったのだと考えられます。

 

 しかし、ユベントスがアジア・ツアーのメンバーを発表した2日後には中国政府からデミラル選手への渡航ビザが下りたのです。例外的な対応ですから、「北京の方を見たのでは?」との憶測が出ることでしょう。

 ただ、中国政府が渡航ビザを出したことでユベントスはデミラル選手を南京で行われるインテル戦で起用することが可能になりました。

 選手の実力を確認し、チームへの適応を図る上で途中離脱をせずに済むことは朗報と言えるでしょう。デ・リフト選手とともにどのようなパフォーマンスをアジア・ツアーで見せてくれるのかに注目です。