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ブッフォンの背番号はパルマ時代に着用した77番に決定、背番号1と主将の腕章は本人が辞退

 ユベントスは公式サイト上でブッフォン選手が 2019/20 シーズンは背番号77を着用すると発表いたしました。なお、シュチェスニー選手からは背番号1、キエッリーニ選手からは主将の譲渡が提示されるも、どちらもブッフォン選手が辞退したとのことです。

画像:背番号77をお披露目するブッフォン
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 現地7月4日にトリノでユベントスのメディカル・チェックを終えたブッフォン選手はミラノへ移動。ユベントス・ストアの旗艦店を訪問し、新背番号をお披露目しました。

 ブッフォン選手が選択した背番号は77。これはブッフォン選手がユベントスに移籍する直前の 2000/01 シーズンにパルマで着用していたものです。

 なお、シュチェスニー選手が「背番号1の譲渡」をブッフォン選手に持ちかけたものの、「正 GK のシュチェスニー選手が付けるべき」との理由で辞退したとブッフォン選手の口から述べられています。

 

 余談ですが、「77番」という “大きい数字” が認められたこと自体がユベントスでは異例です。

 意中の背番号が埋まっていた場合、「ゾロ目の数字」や「西暦の下2桁」を背番号に使う選手がいます。前者は長友選手(= 55番)やペリシッチ選手(= 44番)で、後者はドンナルンマ選手(= 99番)やエル・シャーラウィ選手(= 92番)が代表例と言えるでしょう。

 また、「1と7のフォントが似ている」ことを理由に70番台の背番号を着用する選手もいます。これはケシエ選手(= 79番)やロカテッリ選手(= 73番)のケースです。

 しかし、ユベントスではこれらの背番号は認められていません。トップチーム登録の選手は30番台前半が基本です。近年では(プリマベーラ出身の)スピナッツォーラ選手が「37番」を例外的に着用したぐらいでした。

 この点を踏まえると、ブッフォン選手が「77番」の着用が認められたことは例外中の例外と言えるでしょう。

 

 また、ブッフォン選手に対してはキエッリーニ選手から「腕章(= 主将の座)の譲渡」を提案されていたのですが、「こちらも辞退した」とブッフォン選手が述べています。

 黒子役に徹することを宣言したブッフォン選手がチームにどれだけ貢献することができるのかに注目です。