「ブッフォン選手が1年で PSG からユベントスに復帰する」との報道が出る中で第2GK を務めるペリン選手の移籍先が報じられるようになっています。複数のチーム名が出ている状況ですが、売り込みが行われている可能性は十分にあると言えるでしょう。
『メディアセット』は「代理人を務めるアレッサンドロ・ルッチ氏がミランに話を持って行った」と報じています。
FFP による制裁を受けたミランは選手を放出する必要があり、GK のドンナルンマ選手が候補となっています。この場合は「即戦力の GK」が必要になるため、売り込みが行われていても不思議ではないと言えるでしょう。
ユベントスは移籍金2000万ユーロを要求していると見られていますが、この額で成立する可能性は低いと思われます。そのため、「出場試合数に応じて買取義務が発生する期限付き移籍」が妥協点になると考えられます。
一方、『スカイ・イタリア』は「ポルトガルからの関心」を報じています。こちらは「ポルトとベンフィカが関心を示している」とのことであり、獲得交渉が具体的に進行するかは今後の展開次第でしょう。
プレー機会を求めるなら、「正 GK として立場が保証されていること」が最優先です。国外移籍となると、DF 陣との間で言葉による連携ミスが生じるリスクもあります。
イタリア国内ではローマ(= オルセン選手が不調)やフィオレンティーナ(= ラフォン選手が移籍)の正 GK が現状は「空位」となっていますから、移籍金の交渉次第でペリン選手の去就が速やかに決定する可能性も十分にあると言えるでしょう。
第2GK の入れ替えが行われるのか。移籍市場での動向に注目です。