ユベントスは公式サイト上ジョバンニ・マンナ(Giovanni Manna)氏がプリマベーラを統括する役職に就くと発表いたしました。31歳のマネージャーがプリマベーラを管轄することになります。
マンナ氏は1988年生まれの31歳。スイスでキャリアを積み、キアッソで監督の経験を有しています。
ズデネク・ゼーマン氏が指揮を取った 2016/17 シーズンからスイス・スーパーリーグに所属する FC ルガーノでは「スポーツ・ディレクター」として活動していました。
また、2017年10月には FIGC がコベルチャーノで開催する「スポーツ・ディレクターの学位」を取得しており、プリマベーラでキャリアを活かす考えを持っての転職と考えられます。
今年1月の移籍市場ではユベントス・Bチーム(= U-23)との間で選手のトレードを行うなどユベントスとの関係は存在する状況でした。
スイス・メディアは「マンナ SD が退任し、ユベントスに行く」と6月中旬には報じていましたので、スイスでは既定路線だったのでしょう。
なお、ユベントスではルガーノの時と同様にディレクター職として勤務することが濃厚です。プリマベーラを管轄することになりますが、実績を残すことで “ステップアップ” を目指すことが目標と言えるでしょう。
2019/20 シーズンにプリマベーラがチームとしてどのような成績を残し、選手がどれだけ成長するのかに注目です。
【お詫びと訂正】
初報時にマンナ氏の役職を「プリマベーラの新監督」としていましたが、正しくは「プリマベーラのマネージャー(= 統括責任者)」でした。誤報であったことをお詫びし、初報の内容を訂正したことを報告いたいます。(2019年7月4日)