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スポーツ仲裁裁判所、FIFA が下したミノ・ライオラに対する職務停止命令を「暫定的に凍結する」との仮処分判決を下す

 スポーツ仲裁裁判所(= CAS)は公式サイト上で「代理人ライオラ氏に対する FIFA が下した処分を暫定的に凍結する」と発表(PDF)いたしました。なお、CAS が正式な判断を下すまでの一時的な措置であるとの注釈があります。

画像:スイスにあるスポーツ仲裁裁判所
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 敏腕代理人として知られるミノ・ライオラ氏は FIGC (= イタリア・サッカー連盟)から「3ヶ月の職務停止処分」を5月に受けていました。その後、FIFA が FIGC の下した処分の対象を全世界に拡大。それに対して、ライオラ氏が CAS に控訴している状況でした。

 CAS が下した判断は「FIFA が下した処分を一時的に凍結する」というもの。

 これにより、ライオラ氏はイタリア以外の国々では代理人活動を行うことに支障はなくなりました。

 ただ、CAS は「本件に対する判断は7月上旬に下す」と発表しており、判決によっては「再び代理人活動が禁じられる可能性」は残っている状況となっています。

 

 ユベントス目線では「イタリア国内での代理人活動を禁じる処分」は何ら撤回されていないため、補強戦略に関して大きな変化が出る訳ではありません。

 一方でデ・リフト選手(アヤックス)やポグバ選手の周辺が騒がしくなることが予想されます。ただ、ライオラ氏がイタリア国内での代理人業務ができないため、両選手がユベントスに加入する可能性は低いことに変わりはないと考えられます。

 CAS がライオラ氏に下されている処分に対して、最終的にどのような判決を出すのかに注目です。