ユベントスの次期監督候補にも上がっていたアントニオ・コンテ氏がインテルの指揮官に就任しました。コンテ監督はアレッサンドロ・カッテラン氏が「就任先の予想」を行っていましたので、その答え合わせを見ておくことにしましょう。
結論を述べますと、カッテラン氏は予想を外しました。
🔮 | PREVISIONE@alecattelan ci aveva azzecc... ehm...#WelcomeAntonio #NotForEveryone pic.twitter.com/aGOPyiQGPk
— Inter (@Inter) May 31, 2019
コンテ監督とスティーブン・チャン会長が見守る中で封筒から出されたカードに書かれていたチーム名は「バイエルン」。コンテ監督は「外れちゃったね」と苦笑いを浮かべる一方、チャン会長は「どうして?インテルでしょ?」と不満げです。
インテルは「野心的な長期プロジェクト」という点では欧州屈指のものを持っているはずです。そのため、チャン会長が不満に感じたのでしょう。
ちなみに、バイエルンはコバチ監督を指名した際の条件に「ドイツ語を話せること」を設けていました。コンテ監督はこの条件を満たさないのですから、バイエルンと予想したカッテラン氏にチャン会長が驚きを示したのは(ある意味で)当然と言えるでしょう。
コンテ監督が作るチームは「中盤 MF と WB に相当な走力を要求するため疲弊が起こりやすい」という特徴があります。
セリエAとチャンピオンズリーグの2つを両立させることは困難と言えますが、「CL グループ敗退」を察知して12月を迎える前の時点で「セリエAに専念」となると、連覇を狙うユベントスにとっては厄介な相手になるでしょう。
迎え撃つユベントスが新監督に誰を任命するのか。フロント陣の仕事ぶりに注目です。