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マンジュキッチ、母国クロアチアで鼻中隔矯正手術を受ける

 ユベントスは公式ツイッター上でマンジュキッチ選手がクロアチアで鼻中隔(びちゅうかく)矯正手術を受けたと発表いたしました。手術を受けた時期に対しては疑問符が付くものの、症状について心配する必要はないと言えるでしょう。

画像:鼻中隔の矯正手術を受けたことが発表されたマンジュキッチ
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 マンジュキッチ選手が受けた「鼻中隔矯正手術」は鼻中隔彎曲症を治療する際に用いられる手法です。

 鼻を左右に分ける骨と軟骨による仕切りを「鼻中隔(= びちゅうかく)」と言うのですが、骨より軟骨の方が成長が速いため、成人の 90% は鼻中隔が “ある程度” は曲がっています。ただ、少し曲がっているだけでは病気とはなりません。

 日本耳鼻咽喉科学会が紹介しているように「鼻中隔が曲がっていることで鼻づまり・口呼吸・いびき・匂いが分からないなどといった問題が出ているケースが鼻中隔彎曲症」と診察されます。

 おそらく、マンジュキッチ選手も何らかの問題を抱えていたのだと考えられます。

 

 なお、手術は現地22日に完了したと発表されています。「日帰り手術」も可能な症例ですから、離脱を心配する必要はないと言えるでしょう。

 ただ、鼻中隔彎曲症はシーズン中に矯正手術を受ける必要性が少ないため、このタイミングでの手術を受けるという判断は「微妙」と言わざるを得ません。ひざの負傷で離脱中に手術を受けておくことも、シーズン終了後に手術を予定することもできたからです。

 とは言え、最終節も消化試合ですから、それほど気にすることではありません。おそらく、サンプドリア戦は温存となるでしょう。

 

 サンプドリア戦に向けた全体練習にカンセロ選手とともに元気な姿を見せてくれるのかに注目です。