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Bチーム:所属選手が 2018/19 セリエCで記録した出場時間

 発足初年度となったユベントス・Bチームが 2018/19 シーズンの公式戦全日程を終えましたので、所属選手がセリエCで記録した出場時間をグラフにしてみました。まずは守備陣から紹介いたします。

画像:発足初年度のBチームを率いたジロネッリ監督
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1:どの選手にも満遍なくチャンスが与えられた守備陣

 主に GK, DF, WB として起用されたBチームに所属する選手が 2018/19 セリエCで記録した出場時間は下図のとおりです。

画像:Bチームに所属する選手の出場時間(2018/19シーズン)

 3バックと4バックが併用されましたが、どの選手にも出場時間が満遍なく与えられたと言えるでしょう。ちなみに、グラフで使用されている色には次の意味があります。

  • 青系: U-23 の選手
    • 濃青色:ユベントスのクラブ内育成選手
    • 濃青色+黒のドット:クラブ内育成選手になれる選手
    • 淡青色:クラブ内育成選手にはなれない選手
  • ピンク:オーバーエイジ枠(= 24歳以上の選手)

 クラブにとって重要度の高い『クラブ内育成選手』の資格を持つ選手で見ますと、GK のデル・ファベロ選手と左 SB のベルアット選手は主力として活躍。

 負傷で長期離脱を強いられたものの、CB のザナンドレア選手が上々のパフォーマンスを見せたことが収穫となりました。

 

2:守備陣の課題は「センターラインをオーバーエイジ枠の選手で固めないこと」

 ジロネッリ監督に率いられた 2018/19 シーズンのBチームは終盤戦に「ノッキ、デル・プレーテ、アルチビアーデの3選手を起用して中央を固める」という試合が続きました。これを緩和することが要求点の1つになるでしょう。

 これはザナンドレア選手やゴッツィ・イウェル選手という CB の有望株選手を抱えているため、彼らの出場時間をオーバーエイジ枠の選手が制限することはマイナスでしかないからです。

 また、右 SB にどの選手を起用するのかも問題です。最終戦となったセリエC第37節では左利きのベルアット選手を右 SB で起用していましたので、適正を持った選手の目星を付ける必要があります。

 ただ、デル・プレーテ選手を右 SB で起用することが可能です。そのため、CB と右 SB のどちらかで若手有望株選手を起用し、もう一方のポジションにデル・プレーテ選手を起用することが現実的な対応策に(現時点では)なると言えるでしょう。

 

3:主力選手が固まった MF 陣と最後まで軸となる選手が定まらなかった FW 陣

 中盤 MF や FW として起用されたBチームに所属する選手たちの出場時間は次のとおりです。

画像:Bチームに所属する選手の出場時間(2018/19シーズン)

 中でもムラトーレ選手はBチーム発足による大きな恩恵を受けました。L・フェルナンデス選手が負傷離脱すると、安定したパフォーマンスでポジションを確保。70% 弱の出場時間を記録したからです。

 また、ニコルッシ選手もシーズン後半戦だけで400分超のプレー時間を記録しており、MF 陣は成長路線が良い形で敷くことができていると言えるでしょう。

 一方で得点に直結する仕事を担う FW 陣は攻撃の軸となる選手が固まらないシーズンとなりました。序盤戦はM・ペレイラ選手がチームを牽引していたのですが、中盤戦からスランプとなり、出場時間は 50% に満たないものでした。

 FW 陣はクラブ内育成選手が極端に少ないポジションですので、この点を改善させることも来季以降のテーマになるでしょう。

 

4:攻撃陣の課題は「軸となる選手が現れること」

 MF は来季の主力選手候補としてニコルッシ選手とL・フェルナンデス選手がいますし、ポルタノーバ選手などプリマベーラを主戦場としていた選手の中にも有望株がいますので問題にはならないでしょう。

 一方で FW 陣は「核となる選手」を作ることが必要になります。2018/19 シーズンはチーム自体が手探り状態だったため、攻撃を形作るまでには至りませんでした。

 そのため、来季は攻撃の核となる選手や型を確立することが求められます。マヴィディディ選手とザニマッキア選手がどれだけ存在感を発揮できるかが注目点になるでしょう。

 ただ、Bチームは育成機関ですので、良い印象を残した選手ほど上のカテゴリーに “ステップアップ” する事態が発生します。「選手がチームを離れる目安を把握すること」でチーム力の低下を最小限に留められるため、この点に対するデータを蓄積することも重要になるでしょう。

 

 発足1年目の手探り状態の中で得た貴重な経験とデータをBチームが2年目となる 2019/20 シーズンにどのような形で活かすことができるのかに注目です。