ユベントスは公式サイト上で 2018/19 UEFA チャンピオンズリーグ準々決勝アヤックス戦(ファーストレグ)に向けた招集メンバー21選手を発表いたしました。
招集された選手一覧は下表のとおりです。
選手名 | |
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GK | 1: シュチェスニー、21: ピンソーリョ、22: ペリン |
DF | 2: デ・シリオ、12: アレックス・サンドロ、15: バルザーリ、19: ボヌッチ、20: カンセロ、24: ルガーニ、37: スピナッツォーラ |
MF | 5: ピアニッチ、6: ケディラ、14: マテュイディ、30: ベンタンクール、41: ニコルッシ |
FW | 7: ロナウド、10: ディバラ、11: ドウグラス・コスタ、17: マンジュキッチ、18: ケーン、33: ベルナルデスキ |
4月8日の練習で左ふくらはぎを痛めたキエッリーニ選手とミラン戦で右足首を捻挫したエムレ・ジャン選手が招集外。ロナウド、D・コスタ、バルザーリ、ペリンの4選手が招集メンバーに復帰しました。
【先発予想:4-3-3】
GK: シュチェスニー
DF: カンセロ、ボヌッチ、ルガーニ、A・サンドロ
MF: ベンタンクール、ピアニッチ、マテュイディ
FW: ベルナルデスキ(ディバラ)、マンジュキッチ、ロナウド
アッレグリ監督は 4-3-3 を起用することでしょう。アトレティコ・マドリードとのファーストレグでの先発メンバーが基本になると考えられます。
一方、アヤックスのテン・ハフ監督が 4-2-3-1 を使うと予想されます。累積警告で右 SB のマズラウィ選手が不在の他はベストメンバーが先発に名を連ねることでしょう。
前線で攻撃の起点となるのはタディッチ選手です。中盤やサイドでボールを引き出して「変化」を加えるタイプであり、見失わずにマークを上手く受け渡すことがユベントスの守備陣には要求されることになります。また、両翼のツィエク選手とネレス選手の突破を抑えることも求められます。
中盤ではデ・ヨング選手が「攻撃のスイッチ」を入れる役割を主に担っており、攻撃を遅らせてユベントスの守備陣が陣形を調整する時間を与える守り方ができるかが要求点になります。
対するユベントスは「プレスを回避できるか」が最初のポイントです。トップ下のファン・デ・ベーク選手がピアニッチ選手に張り付くと、自陣からのビルドアップが行き詰まるリスクがあります。これを回避できなければ、アトレティコ戦のファーストレグと同じ展開になる恐れが十分にあると言えるでしょう。
アヤックスは CB を務めるブリント選手の高さが弱点ですので、この点を意識させる攻撃をユベントスがすることで相手を後手に回させたいところです。
アヤックスの勢いを上手く封じ、先手を取ることができるのか。アッレグリ監督がアトレティコ・マドリードとのラウンド16での反省点をどう活かして試合に臨むのかに注目です。