3月3日に首位攻防戦となる 2018/19 セリエA第26節ナポリ対ユベントスが予定されているのですが、サポーター間の衝突が予想されることから、ナポリの警察本部は800人以上の警官を配備する予定と『トゥット・スポルト』が報じています。
ユベントス対ナポリは「危険試合」に指定され、アウェイサポーターの入場はこれまで禁じられていました。ところが、今季は指定が解除されたことで問題が噴出したのです。
第7節にユベントス対ナポリが行われましたが、ナポリサポーターはスタジアムの備品を破壊。ナポリに罰金処分が下されています。
第26節ではナポリ対ユベントスが行われるため、今度はユベントスサポーターが狼藉を働くことが予想されるため、チケット販売に対する議論が起きている状況でした。
議論が起きていた理由は以下のものでしょう。
- ユベントスサポーターが狼藉行為を働く可能性が高い
- アウェイサポーターの入場を完全に禁じる
- 入場は認めてスタジアム内外での衝突を防止する警備体制を敷く
最初から「危険試合ではアウェイサポーターは入場不可」としていれば良かったのですが、第7節でナポリサポーターの入場を許可した以上、第26節でユベントスサポーターを締め出す根拠がありません。
だから、入場を許可せざるを得なかったのでしょう。ユベントスサポーターに用意されたのは約1000席。ただ、アウェイ席以外のエリアをユベントスサポーターが購入することは可能な状況であり、「トラブルの原因になるのでは」との懸念は出ています。
当局者であるナポリの警察本部は800名以上の警官を動員する予定とのこと。また、ユベントスサポーターに「ユベントスのシンボルを着用することを控えるように」と要請を出しています。
場外で余計な騒動が起きることなく、ナポリ対ユベントスの首位攻防戦が終了することになるのかに注目です。